理科スクールを実施しました
中学生および高校生を対象とした理科スクールを8月7日(金)に開催しました。理科スクールは、実験を通じて分析化学と生命科学を学ぶことができる企画として毎年開催しています。本年度は、健康栄養学科、薬学科、生物生産学科、子ども教育学科から1つずつ実験のテーマが設定され、参加者は希望するテーマを1つまたは2つ選び実験を行ってもらいました。薬学科では、「pH指示薬を合成して水溶液のpHを調べてみよう」というテーマで、分子設計化学研究室の信田智哉 講師、天然薬物学研究室の渡辺和樹 准教授の指導により実施しました。薬学部の講座には、8名が参加しました。
はじめに、物質が原子で構成されており、物質の化学式や構造式の表記方法について学んでもらってから、物質の酸性や塩基性(アルカリ性)の性質について化学式を用いて学習してもらいました。その後、実験として、無水オルトスルホ安息香酸とチモールを原料として、pH指示薬(色が変わる物質)であるチモールブルーを合成してもらいました。合成したチモールイブルーを、pH標準溶液(pH 1、pH 3、pH 5、pH 7、pH 9、pH 11、pH 13)に添加して、pHの違いによる指示薬の色の変化を確認してもらいました。次に、身の回りにある飲み物や洗剤などの水溶液について、合成したチモールイブルーを添加して、それぞれの溶液の性質を調べてもらいました。また、チモールイブルーの合成反応の待ち時間を利用して、光る物質(ルミノール反応)の原理を学習してもらってから、その活用例を解説しました。その後、暗室に移動して、ルミノール反応を行ってもらい、どのような光が発生するのか学習してもらいました。
高崎健康福祉大学では毎年夏ごろに「理科スクール」を開催しています。次回の開催につきまして、詳細が決まりましたら大学ホームページ等でご案内いたします。

