「楽しかった!」が連発した健康レクリエーション大会
11月9日(土)、大泉町いずみの杜多目的ホールにおいて、本学教員が運営に携わっている「大泉町子どもたちのヘルスケアを考える多文化共生事業」における「健康レクリエーション大会」が開催されました。毎年、本学の健康栄養学科・看護学科・理学療法学科の教員が関わり、大泉町多文化協働課のご協力のもと、2回にわたって事業を実施しています。その際に、学生ボランティアの力は欠かせません。今回の参加学生は22名でした。
今回は2回目で、1回目の「ブラジル人学校の子どもたちを対象とした健康診断」に関する説明、そして、楽しみながら体を動かしたり、バランスの良い食事をとることについて理解してもらおうと、健康レクリエーションゲームを行ったりしました。外国人学校の子どもたちだけでなく、親子で参加していただき、一緒に運動したりゲームやクイズをしたりして、健康や栄養について楽しく学んでもらいました。
まず、血圧測定を行いました。その後、血圧の正常値について説明し、血圧が基準を超えている場合の高血圧のリスクや予防方法について解説しました。参加者には、実際に測定した数値と基準値を比較して、自分の健康状態や生活習慣を考えてもらうという流れです。
次に、理学療法学科のゼミ生による運動によるレクリエーションを行いました。筋力・柔軟性・バランスの向上や関節の痛みの軽減および予防を目的として、学生が準備していた「しゃがみずもう」「ハムストリングスのストレッチ」「ジャンプマリオネット」「ボールキャッチ」「輪なげ渡し」を実施しました。声を出して親子が一緒に遊んで運動して楽しむ機会となり、親子や学生の笑顔が多く見られました。
最後に健康栄養学科のゼミ生による栄養に関するゲームとクイズです。得点があるとボールが渡され,チーム対抗でボールの数を競い合いました。
まず連想ゲームをしました。お題を示し,思い浮かべた絵を紙に書いてもらいます。チーム全員が同じものを連想すれば得点です。愛嬌たっぷりのイラストに場は大変盛り上がりました。
次に三択クイズです。クイズの選択肢は10メートル先にあります。問題が読まれたら一斉に答えを目指して走ってもらいました。正解すれば得点です。みんな笑顔と元気があふれていました。
最後にボールの数を全員で数え、一番多かった勝利チームにメダルが渡されました。
協力いただいている大泉町のブラジル人学校の教職員も参加をしてくれました。クイズの解説などで、ポイントとなる点にうなずきながら話を聞いておられました。
終わりのあいさつとなり、子どもたちに感想を聞かせて!と問いかけたところ、何人もの子どもたちが手を挙げて、「楽しかった!(ディヴェルチド!)」と元気にポルトガル語で答えてくれました。その後、参加賞のなわとびを大学学生から参加した子どもたちや親御さんに渡し、握手やハグ、ハイタッチで終了しました。
学生たちの振り返りを紹介します。
・いろんな人とふれ合って運動することで、一体感が生まれて楽しかった。
・外国人学校の子どもたちや他学科の先輩など、普段はあまり関わる機会の少ない方たちと共に活動ができて良かった。今回はサポートとしての参加だったが、このようなレクリエーションはたくさんの人の連携で成り立っていることを感じることができ、とても良い経験となった。
・他学科との交流、他大学との交流、他国の文化と触れるというように、いつもとは違う多くのことに触れることができて、刺激をたくさんもらいました。
・海外の方と接する機会がほとんどないのですが、今回のイベントに参加し、ふれ合ってとても楽しかったです。また、参加者の笑顔が多く見られたので、イベントに参加して良かったと思いました。
・日本語が完全に通じないわけではなかったのでそれほど大変ではなかったですが、こちらが「オブリガード(ありがとう)」と、がんばって言ってみるととても喜んでもらえて、ひとつでもその国の単語を話せるとだいぶ距離が縮められるのだと思った。
・食べ物クイズの内容や参加者との交流から、私たち日本人とは異なる文化背景を持っていることを改めて感じました。しかし、生まれたときから日本に住んでいる外国人も多いため、異文化の人と捉えすぎず、多様な価値観のもとで関わっていくことが必要だと考えました。
・ブラジルの人のなかに日本語を少し話せる人がいたので、その人を介して他のブラジルの人と話すことができた。
・大泉に住んでいてもブラジルの人と関わる機会がなかなか無いのでとても楽しい活動だった。
・想像よりも楽しく参加することができた。いろんな学科が特色を活かしてレクリエーションをする様子をみてとても感心したし学びになった。
・楽しく頭と体を使いながら健康に対する意識をあげることができたと思う。自分も曖昧だった知識をしっかりと学ぶことができた。楽しいボランティアだった。
(文責:VSC事務局)