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看護師特定行為研修課程

特定行為に係る看護師の研修制度は、団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、2015年に創設されました。看護師特定行為研修は、看護師が手順書により行う特定行為を標準化し、今後の在宅医療等を支えていく看護師を育成することを目的としています。
高崎健康福祉大学は、建学の理念である人の喜びを自分の喜びとする「自利利他」の精神から、看護師特定行為研修課程を本学の看護実践開発センター事業として位置づけ取り組むこととしました。
特定行為区分の選択に当たっては、すでに資格を持っている認定看護師が特定行為修了者になりえる区分である「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」と感染管理認定看護師養成を視野に入れ「感染管理に係る薬剤投与関連」の2区分3行為を選択しました。
2021年8月17日付けで特定行為に係る看護師の研修制度の指定研修機関として指定され、2021年10月から開講しています。
2023年度からは認定看護師にかかわらず、どなたでも受講できるようにし、2026年度からは、在宅・慢性期領域パッケージを開講しています。

課程の概要

本課程の目的

地域医療及び高度医療の現場において、医療安全を配慮しつつ、特定行為に必要な専門的知識および技術を教育し、地域包括ケアを念頭におき、チーム医療のキーパーソンとして社会に貢献でき、より自律してケアを提供できる看護師を育成することを目的とします。

研修目標

1)地域医療及び高度急性期医療の現場において、臨床判断を行うために必要な知識、技術および態度を養う。
2)地域医療及び高度医療の現場において、患者の安全に配慮しつつ、必要な特定行為を安全に実施する能力を養う。
3)地域医療及び高度急性期医療の現場において、手順書による指示を確認したうえで実施の可否を判断し、実施し報告することができる能力を養う。
4)自らの看護実績を見直しつつ、問題解決に向けて、多職種と効果的に協働できる能力を養う。

本学の特定行為研修の特徴

1)共通科目は、日本看護協会が作成したe-ラーニング教材を使用し、インターネット環境があれば、自宅や勤務先で効率的に、かつ繰り返し受講することができます。
2)e-ラーニングによる学習期間中には、集合研修や指導者によるサポート体制整備を行い、学習効果を高めるための支援があります。
3)集合研修は高崎健康福祉大学で実施します。
4)区分別科目は学研メディカルサポートが作成したe-ラーニング教材を受講します。区分別科目実習では、研修終了後に実習指導医の指導・支援が継続して受けられ、特定行為が現場で活かせることから、自施設での実習を推奨しています。自施設実習ができない場合は個別に相談をお受けします。

年間スケジュール

1)教育期間  令和8年4月~令和9年3月(1年間)
(2)スケジュール(以下は予定であり、変更になることもあります)
  令和8年4月上旬 開講式・オリエンテーション
  令和8年4月~9月 共通科目 講義、演習
  令和8年9月~11月 特定行為区分別科目 講義、演習
  令和8年11月~令和9年2月 特定行為区分別科目実習(自施設)
  令和9年3月中旬 閉講式

共通科目・区分別科目の時間数

科目名 教科目名 時間数*
共通科目 1. 臨床病態生理学 31 268.5
2. 臨床推論
3. 臨床推論:医療面接
47.5
4. フィジカルアセスメント:基礎
5. フィジカルアセスメント:応用
48
6. 臨床薬理学:薬物動態
7. 臨床薬理学:薬理作用
8. 臨床薬理学:薬物治療・管理
48.5
9. 疾病・臨床病態概論 31
10. 疾病・臨床病態概論:状況別 12.5
11. 医療安全学:医療倫理
12. 医療安全学:医療安全管理
13. チーム医療論(特定行為実践)
14. 特定行為実践
50
特定行為研修
区分別科目
在宅・慢性期領域パッケージ 1.呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連
・気管カニューレの交換
8 +5症例
2.ろう孔管理関連
・胃ろうカテーテルもしくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
16 +5症例
3.創傷管理関連
・褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
26 +5症例
4. 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
・脱水症状に対する輸液による補正
11 +5症例
栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連
・持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
・脱水症状に対する輸液による補正
16 +5症例
感染に係る薬剤投与関連
・感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与
29 +5症例
合計時間数 268.5 + 受講する区分別科目の合計時間数 **
*特定行為研修は60分を1時間とする「実時間」を適用している
**区分別科目の実習各5症例の時間は含まない

募集要項  ※2026年度は在宅・慢性期領域パッケージのみ募集しています。

  • 募集人員: 3名
  • 受験料: 30,000円(税込)
  • 選考方法: 書類審査
  • 出願要件: 以下の要件をすべて満たしていることを条件とする。

     1)日本国の看護師免許を有すること。
     2)看護師の免許取得後、概ね5年以上相当の実務経験を有し、チーム医療のキーパーソンとして機能することができるものであること。
     3)所属長(看護部長あるいは同等職位の所属長)の推薦を有すること。
     4)今後、特定行為を実践し、看護の発展と社会貢献に意欲があること。

入試日程

出願受付期間(必着) 2026年2月2日(月) ~ 2026年2月13日(金)
受講可否発表日 2026年2月25日(水)
受講手続き期間
(入構納付金・受講料の納入及び書類)
2026年2月25日(水) ~ 2026年3月10日(火)

受講料(一括納付)

入構納付金 50,000円
共通科目の受講料 450,000円
区分別科目の受講料 在宅・慢性期領域パッケージ 235,000円
(教材費75,000円を含みます)
計(税込) 735,000円

詳細は募集要項で必ずご確認ください。
ここで掲載している内容と募集要項とで差異があった場合、募集要項の記述が優先されます。

募集要項

連絡先

高崎健康福祉大学 看護実践開発センター 認定看護師教育課程・看護師特定行為研修課程 教務室
〒370-0033 群馬県高崎市中大類町27
電話 027-352-1291(代) FAX 027-352-1985(代)
E-Mail:nintei-kn@takasaki-u.ac.jp