看護管理の未来を拓く ― 小池洋子教授に聞く
看護管理の未来を拓く ― 小池洋子教授に聞く
保健医療研究科 看護学専攻 ケアシステム開発科学分野
小池 洋子 先生
■ 看護管理学・看護教育学を軸に、現場の課題に向き合う
「私の研究分野は、看護管理学および看護教育学です」。
そう語ってくださるのは、長年にわたり看護職の働き方や教育の在り方を探究してきた小池洋子先生です。
日本では少子高齢化が進み、看護職の不足は今後さらに深刻化すると予測されています。単に人数を増やすだけではなく、“質の高い看護をどう確保するか”が大きな課題となっています。
■ 質の高い看護を支えるのは「人」と「組織」
小池先生は、質の高い看護を実現するための鍵を次のように語ってくださいました。
「看護師一人ひとりが能力を高めること、そして看護師がいきいきと働ける環境を整えること。この両方が欠かせません」
そのためには、現場を支える看護管理者の役割が極めて重要だといいます。
管理者のマネジメント力が高まることで職場が活性化し、結果として患者へのケアの質の向上にもつながります。
■ 研究テーマは「看護師・管理者・組織」の三者関係
小池先生が追究しているのは、
看護師、看護管理者、そして組織環境の三者がどのように影響し合い、どこに課題が生じているのかという点です。
さらに、その課題を解決するための具体的な対策を明らかにし、現場へ還元することを目指して研究を進めておられます。
■ 修士課程で看護管理を体系的に学び、資格取得にもつながる
本研究科では、看護管理学に関する科目を体系的に学ぶことができます。
また、看護管理に関するテーマで修士論文を作成することで、日本看護協会の「認定看護管理者」認定試験の受験資格を得ることも可能です。
将来、管理職として組織を支えたいと考える看護師の方にとって、大きなステップとなるでしょう。
■ 「未来の看護管理を、一緒に考えていきたい」
最後に、小池先生は次のように語ってくださいました。
「これからの看護管理をどうすればより良くできるのか。ぜひ一緒に議論しながら考えていきましょう」
看護の質を支える“人”と“組織”の未来を見据え、研究と教育の両面からアプローチする小池先生。
その探究は、これからの看護現場に確かな道筋を示してくれるはずです。
現場で働く看護師の皆さまが日々抱えておられる疑問や悩みを、研究という形で小池先生ととともに解決してみませんか。
保健医療学研究科看護学専攻 広報部会