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産学官連携による食の安全理解促進事業を実施しました

健康栄養学科 2025.10.21

食の安全に関する理解を深めることを目的とした産学官連携事業を実施しました。第1回(9月30日)、第2回(10月7日)合わせて85名の学生が参加しました。

参加学生は、スーパーマーケットでの衛生管理や安全確保の取り組みを見学し、群馬県食品安全検査センターでは、残留農薬や食品添加物、微生物検査など検査の現場を見学しました。また、「食の安全・安心について」をテーマとした講習会に参加しました。

参加した学生からは以下のような感想が寄せられました。
「衛生管理だけでなく、アレルギーの表示管理や牛肉のトレーサビリティ(担当よりワンポイント!:牛一頭ごとに番号をつけ、その牛がどこで生まれ育ち、お肉になるまでの履歴を追跡できるようにした仕組みです。牛トレーサビリティ制度といいます。)などもしっかり取り組まれていた。消費者が安心安全に利用できるようにすることに繋がっていると理解した。」
「食品の温度管理は徹底していること、実際に製造工程などを見せることで、消費者が安心して購入できるようにしていた。このような取り組みがお客様の信頼を得ているんだと分かった。」
「農薬はなるべく使わないほうが体にはいいというイメージだったが、収穫量を安定させたり労働力を削減したりと現在の農業には必要なことだと学んだ。生産者は農薬の使用状況の記録、行政は残留農薬の検査など、各所が連携して安全確保のために取り組んでいると学んだ。」
「農薬の必要性やリスク、それに対する取り組みや安全性の確保について学べました。管理栄養士も消費者に食品が届くまでの間に携わり、食の安心安全を確保しなくてはいけない仕事だと思うため、こういった裏側を知れて勉強になりました。」
「大学で行ってきた実験がフル活用されていたことがわかった。」
「検査技術には高度な技術を要するが、今私たちが大学で学んでいる実験等がベースになっていると分かり、今後の授業に対する取り組み方の意識が変わった。」

学生たちは食品安全に関する現場での取り組みについて理解を深め、授業で学んだ知識と実践をつなぐ貴重な経験となりました。

【実施概要】
スーパーマーケットでの施設見学では、異物混入防止のための工夫や、温度管理の記録システムなど、日々の安全確保の取り組みについて理解を深めました。また、作業場の衛生管理の可視化など、消費者の安心感を高めるための工夫も学びました。

群馬県食品安全検査センターでは、精密機器を用いた検査工程を見学し、授業で学んだ知識が実社会でどのように活用されているかを学びました。大腸菌検査や添加物の検出方法など、実践的な食品検査の現場を体験することができました。

講習会では、「安全」と「安心」の違いや、リスク管理の考え方について理解を深めました。特に農薬のリスク評価やADI(許容一日摂取量)について、授業で学んだ内容をより実践的な観点から学ぶ機会となりました。

産官学連携の様子