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能登半島地震災害の被災地での活動①

ボランティア・ 市民活動支援センター 2024.10.29

今年元旦に起きた能登半島地震の災害被災地にて、学生がボランティア活動を希望しました。大学ではVSCの企画として現地までの交通手段・宿泊先などを確保し、活動を希望する学生の募集を行いました。関心が高く熱意のある学生から応募があり,ゴールデンウィークと9月の2回に活動しました。なお、実施にあたってはソ教連(日本ソーシャルワーク教育学校連盟)や財団のサポートを受けました。このブログでは第1回目として5月のゴールデンウィークを利用した現地訪問の様子を紹介します。

<第1回>
期日:5月3日(金)~6日(月)の3泊4日で能登半島を訪問
主催:ソ教連「DWAS-JAPAN能登半島コミュニティサポートワークキャンプ」第3期に参加
活動地域:輪島市門前町深見地区
参加学生:6名(医療情報学科2名、社会福祉学科3名、健康栄養学科1名)
活動費:学生の旅費、宿泊関係費については「社会福祉法人 朝日新聞厚生文化事業団」の助成を受けました。

【スケジュール】
5/3 AM(移動)高崎→新高岡(JR)、新高岡→門前町(レンタカー)
5/3 PM 昼食後、ボランティア活動先でほかの大学の学生・教職員と合流 (志賀町泊)
5/4 AM/PM 9:30~15:00頃まで活動                 (志賀町泊)
5/5 AM/PM 9:30~15:00頃まで活動→金沢へ移動(レンタカー)(北陸学院大学泊)
5/6 AM(移動)金沢→新高岡(レンタカー),高岡市内視察  PM(移動)新高岡→高崎(JR)

【活動内容】
・地震で落ちてしまった瓦の片づけ
・家財道具の運び出しおよび災害ゴミ集積場までの運搬
【地域の様子など】
 この地区は、門前町の中心部から海沿いに入った地域で、その地域に入るための道路は海沿いの1本しかなく、地震当初は山が崩れて道がふさがれ、孤立集落だったとのことです。
 現在、道は通れるようになりましたが、半島の地面の隆起により、道路からすぐ海だったところが、岩礁が露出し、漁港には海水がない状態でした。
 活動に参加した5月、この地域の方は金沢方面に避難しているか仮設住宅に住んでいて、夜は人がいない状態でした。地震で家の中が散乱し、片づける意欲も失っている方が多くいたそうです。2月あたりからボランティア学生が入ってお手伝いをしたことで、少しずつ前向きな気持ちを取り戻し始めていました。公的解体をお願いしているという方も、家の中を片付けることにより整理され、必要なものとそうでないものを分けることで、心も整理されていくのだと思いました。

【学生の振り返り】
*被災した家屋を見ていくと1人や2人ではたくさんの日を費やさなければ片付けが出来ないように感じたが、ボランティアの私たちや現地の方々で力を合わせることによって、多くの家屋を片付けることができた。そこから、人と人との繋がりや助け合いはとても大切なことだと学んだ。
*ボランティアは日常生活では味わえない自分自身を成長させてくれる活動です。でも、私は新たな挑戦は不安だし怖いから、周りが「やらない」選択をすれば私も一緒にやめていました。今回自分で声をあげて実際に活動し様々な学びや経験を得られたことは、自分の成長に繋げられたと思います。
*被災地を実際に目の当たりにするのと、映像で見るのとでは全く違うことを身をもって感じた。そして活動することで、団体や他大学の人達との交流を深めることができたり、物一つひとつに被災者の方々の思いがあることを知った。
*このボランティア活動を通して、人の役に立てる素晴らしさと、周りの人との助け合いの精神を学んだ。
*被災者にとって「大切なもの」はボランティアの私達には分かりません。どんなものでも丁重に扱うことが大事だと思った。
*重量物を運搬したり、山のように積まれた瓦を撤去したりして、重労働だと思うこともあった。しかし、絆という過程を経て、小さな力が作用しあって強大な力となっていくことがわかった。
*被災地でのボランティア活動は、建物が傾いているなど危険と隣り合わせで大変な作業です。けれども、たまたま見つかった貴重な屏風を見させてもらったり、入浴時に作業とは違う交流ができるなど、普段の生活では味わえない楽しさを兼ね備えていることも実感しました。
(文責:VSC事務局)