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【わたりば】ボランティアをやらせてもらう

ボランティア・ 市民活動支援センター 2021.08.19

7月11日(日)、群馬藤岡災害ボランティアサークル、安中市社会福祉協議会、本学災害復興支援団体「わたりば」の3団体で交流会を行いました。 これは、安中市において3月28日に行われた「災害ボランティア養成研修」の延長線にあたる交流会でした。 参加者の災害に対する考え方、思いつくこと、きっかけなど震災に関してパッと頭に浮かんできたものをホワイトボードに書き起こし、一人ずつ発表し合うという形で交流会はスタート。参加者の皆さんの災害に対するイメージはさまざまだと思いました。

「ボランティアをやらせてもらっている」 群馬藤岡災害ボランティアサークルに所属している方のこの言葉がとても気になりました。 ボランティア活動は善意で行う尊い活動なのに、そんな卑下しなくてもいいじゃないかと思ったのは今でも記憶に残っています。 意見を出し、お互いの考えを聞く時間が終わり、話を聞いて気になった人とフリートークを行うことになりました。 私は真っ先にその方にお話を伺いに行きました。

「誰かを想うための、真の意味でのボランティアは自己満足の活動じゃない」
そう言葉が続いて、より意味がわからなくなりました。
真の意味?自己満足?話を聞けば聞くほど疑問符が頭を駆け抜けます。

「他人から見ればなんてことのない瓦礫は、誰かにとっての家の一部。」
その言葉を聞いてストンと落ちる感覚がありました。

災害ボランティアがいなければ、被災者は感情があっちこっち嵐のように飛び交いながら作業を行うはずです。 いくつもの思い出を、激情とともに片付けるはずなのです。

しかし災害ボランティアはその構造上、被災者が行う復興作業を代行します。そこにいくら思い出を込められていようと、代役である方々には、「今すぐにでも片付けたほうがいいもの」と映るはずです。 そのズレが、一瞬の致命的なズレが被災者の心を傷つけてしまう。 そうならないために「ボランティアをさせてもらう」のだと結論づけました。

誰かを助ける。 その行為が独りよがりであってはいけない。これからボランティアを続ける上での大切な心構えを教えていただいた交流会となりました。 (文責:生物生産学科2年 関根 崇希)