【学生スタッフ】削って、見て、染めて
令和3年5月22日(土)に私たちVSC学生スタッフは、群馬県中之条町イサマムラ(旧町立伊参小学校)にて「中之条ビエンナーレ展示作家に対する協力~交流会を添えて~」を開催しました。秋に中之条町で開催される「中之条ビエンナーレ2021国際現代芸術祭」にて使われる会場でボランティア活動を行うとともに、学生スタッフの新歓を兼ねた交流会もやろう!という活動です。「中之条ビエンナーレ」とは、2年に1度開催される芸術の祭典で、アーティストの方が祭典前に長期間中之条町に滞在し、作品を完成させます。私たちは実際にアーティストが使用する会場で、作品の一部となる木材の加工活動を行いました。
アーティストの方に教えていただきながら、伐採された木の皮をピーラーでむいていきました。ピーラーで木の皮をむく作業は想像以上に体力を使ったため、活動後は掌が震えていましたが、私たちが加工した木材が実際の作品に使われるのだと思うと感慨深くなりました。
むいた皮は茹で上げることによって布を染める染料の材料になります。アーティストの方のご厚意で、この木の皮を利用した「草木染」という染色体験をさせていただきました。「草木染」では、布を自分の好みの柄になるように紐で縛り、1時間ほど染料につけ、水洗いした後、色止めし、乾燥させて布を染めあげます。完成するまで思いどおりの柄になっているかどうかわからないため、ドキドキしました。また、活動の合間には制作途中の様々な作品を見学することができ、アートに込められた複雑な思いに触れることができました。
交流会では、併設されている体育館をお借りして、ジェスチャーゲームとKYゲームを行いました。今年度初めての交流会ということもあり、皆で楽しく絆を深める良い機会になりました。
今回の活動は、ボランティア活動のほかに「草木染」体験や作品の見学など普段経験することが難しい貴重な活動も行うことができ、ボランティアと芸術の両方で有意義な時間を過ごすことができました。 (文責:社会福祉学科3年 江川 七菜子)