【災害復興支援】亘理町との交流
災害復興支援学生団体「わたりば」では、1月27日(水)に、東日本大震災によって失われた海岸林を取り戻す取り組みをしている「NPO法人わたりグリーンベルトプロジェクト(宮城県亘理町)」の方々とオンライン交流会を行いました。
オンライン交流会に向けての準備として、パワーポイントの作成と、 高崎の名産品で食を通じた交流を考えました。パワーポイントの内容は、一つ目は私たち学生のコロナによる日常生活の変化について、二つ目は「わたりば」の活動紹介です。前者は私たちがコロナ禍でどのような生活を送っているのかを中心として作成、後者は2020年にコロナの影響であまり活動ができなかったため、例年行っている活動と比較しながら作成しました。高崎の名産品はいろいろな案の中から、「ダルマ型のパスタ」「完熟梅ジャム」「うれっ娘トマト」をピックアップし、わたりグリーンベルトさんに事前に配送しました。そして、交流を深められるようにするため、首から下げられるネームプレートを作成しました。
当日は、わたりばから発表したあと、わたりグリーンベルトさんから植樹活動の話をしていただきました。改めて東日本大震災によって失われたモノを元通りに復活させるのは時間がかかること、そしてたくさんの人の力が必要であることを感じさせられました。植樹は苗木を植えることがゴールではなく、そこから樹木として育てていくことがいかに重要であるかも学びました。また、植樹に携わることで、様々な生物と出会うことにも繋がるということを知りました。この「わたりグリーンベルトプロジェクト」の植樹活動には子どもたちも参加しており、震災を知らない子どもたちに語り継いでいく機会にもなると思いました。
また、亘理町の隣にある山元町で地域おこし協力隊として活動している方から、東日本大震災とご自身の関わりについて伺い、被災した小学校の様子を動画で見せていただきました。偶然が重なって奇跡的に助かった方もいると知り、状況に応じた判断の小さなずれによって生き延びることができるかどうかは決まってしまうことの怖さを感じました。
最後に、食を通じた交流を行いました。わたりグリーンベルトさんから送ってもらった亘理町の名産品は、「亘理のおこし(黒糖ピーナッツ)」や「亘理町産の落花生入りブラウニー」、「亘理町産の落花生(煎り落花生)」、「亘理町産いちご」でした。落花生はこの団体が栽培している作物です。さっそく、お互いのメンバー同士で実食しました。感染症対策を取りながらということで黙食になりましたが、食べたあと感想を述べました。お互いの名産品を知り、実際に食べることによってより交流を深めることができたので良かったです。
今回の交流会はオンラインという方法にはなりましたが、わたりグリーンベルトさんの活動をはじめ、復興の様子、名産品など、亘理町についてたくさんのことを学ぶとても良い機会になったと思います。また、毎年、わたりばでは大学祭で亘理町の商品を販売しているのですが、新たな商品をすすめていただき、こういった繋がりをこれからも大切にしていきたいと思いました。
オンラインやコロナの影響による反省点、時差の考慮や黙食による感想の伝え方の工夫の必要性などもありました。東日本大震災からもうすぐ10年というときに被災された地域の方と交流することで、震災のことを忘れないようにする良い機会になったと思いました。 (文責:社会福祉学科2年 相楽 真衣)

