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医療情報学科の研究室紹介シリーズ第7弾

医療情報学科 2024.12.05

今回紹介するのは、長澤亨研究室です。

名前:長澤亨
職位:教授
専門領域:医用画像処理、人工知能

本研究室では、脳波を計測し、五感に関する内容をテーマに研究を行っています。
さまざまな映像、音楽、香り、味覚の違いによる脳波を計測し、α波、θ波、β波、γ波の解析から、リラックス効果や集中力向上の効果を推定しています。
また、ガム咀嚼によるP300の出現時間を分析し、反応速度への影響を研究しています。さらに、特定の周波数の音を聴いた際に、どの周波数がリラックスや集中に影響を与えるのかについても研究を進めています。

脳波以外の研究には、腕時計型デバイスによる脈波から簡便に血圧を測定できる製品が市販されていることを受け、その測定精度に関する研究も行っています。
脳波計測装置にはEMOTIV EPOCを使用しており、10-20法に準じた14チャンネルで脳波を測定可能です。脳波データは原データだけでなく、「θ」「α」「βL」「βH」「γ」の5つの特徴パラメータを1秒間に8つ取得できます。
これらのパラメータを分析することで、リラックスや集中状態を推定しています。また、測定時にはイベントをマークすることで、イベントの効果を解析することが可能です。

研究結果として、ガムの咀嚼後にはP300の出現が早くなることが示されています。さらに、特定の香りにより、被験者の特定チャンネル位置でα波が一貫して高くなることや、音においても同様の傾向が見られることが分かっています。

ゼミ生は研究が進むにつれ、自発的に研究を進められるようになっています。

本研究室では、楽しく研究に取り組める環境を整えるため、ボウリングやバーベキューなどのイベントを積極的に実施し、大学生活4年間の良い思い出となるような運営を心がけています。