2018.05.24 地域・研究活動 周産期ストレスは初老期の認知機能を障害することを発見 健康福祉学部の下川哲昭教授は、髙鶴裕介博士(上毛病院・医師)が主宰する研究グループに参画し、周産期(出産前後の期間;本研究では出産後)に「母子分離」というストレスを与えられた仔マウスは16ヶ月後(ヒトの初老期)において学習能力が低下することを発見しました。この現象には記憶をつか...
2018.04.23 地域・研究活動 【看護実践開発センター】研修会開催のお知らせ 看護実践開発センターでは、平成30年3月より「身体拘束をしない看護の実践」に向けた取組みに関して講演会を開催し引き続き取り組みを行っております。身体拘束をしない看護を実践するには組織の方針だけでなく現場の看護師の身体拘束に対する認識と、看護のあり方について自分の言葉で語ることが...
2018.02.09 地域・研究活動 【看護実践開発センター】講演会・パネルディスカッション開催のお知らせ 高崎健康福祉大学看護実践開発センターは、本学の使命である地域貢献の一環として、保健医療の実践に携わる看護職の質的能力の向上を目指し、看護職の皆様と共に学び高め合う活動をコンセプトにしております。 今回は病院を中心とした喫緊の課題である「身体拘束解除」に関する課題を取り上げ、講演...
2018.01.19 地域・研究活動 【公開講座】2月10日 子どもの貧困とその支援の最前線 平成29年度 高崎健康福祉大学公開講座 (ぐんま県民カレッジ連携講座)子どもの貧困とその支援の最前線 日時:2018年2月10日(土) 13:00~15:30 (開場12:30)場所:高崎健康福祉大学 6号館 101講義室参加費:無料 定員:200名 子どもの貧困...
2017.12.13 地域・研究活動 中南米で蔓延している感染症の原因となる寄生虫に対して高い効果がある化合物を 見出しました 薬学部 有機合成化学研究室 教授 岩崎源司 講師 須藤豊 シャーガス病は中南米数カ国における風土病で、農村部や貧しい都市郊外部に多く見つかっている感染症です。推定で600~800万の人びとがシャーガス病の原因となる原虫トリパノソーマ・クルーズに感染しているといわれ、毎年1...
2017.12.13 地域・研究活動 グルコース不足による細胞増殖抑制に、ヒストン脱メチル化酵素KDM2AによるリボソームRNA転写抑制が関係する 薬学部 遺伝子機能制御学研究室 教授 常岡 誠、講師 岡本健吾、助教 田中祐司 盛んに増殖する癌細胞では、細胞の部品となるタンパク質が大量に合成(翻訳)される必要があります。タンパク質はリボソームと呼ばれる翻訳装置によって合成されるので、大量のタンパク質を合成するには大量...
2017.12.12 地域・研究活動 育児行動の発現メカニズムとネグレクトの原因を解明 健康福祉学部の下川哲昭教授、内田薫助教等は、群馬大学大学院医学系研究科の西連寺拓医師や静岡大学、ワシントン大学(米国)、オスロ大学(ノルウェー)、ゲーテ大学(ドイツ)の研究グループとの共同研究により育児放棄(ネグレクト)の原因を明らかにしました。ネグレクトは児童虐待の一つとして...
2017.12.06 地域・研究活動 第2回「読み書きが苦手な子どもが活躍するためのICT活用講習会」を開催します 漢字が苦手な人、黒板を書き写すのが苦手な人、文章の音読が苦手な人、英語の読み書きにつまずいている中学生が、ICTを活用して自分の力を発揮していくための講座です。講習会では、タブレット型パソコンSurfaceProを活用し、読み書きの苦手さを補う方法を学びます。また、小学生は、マ...
2017.12.02 地域・研究活動 市内私立大学・短期大学連携事例発表会に参加しました 平成29年11月30日(木)高崎市産業創造館において市内私立大学・短期大学連携事例発表が行われました。 本学の他に育英短期大学、新島学園短期大学、高崎商科大学、群馬パース大学そして上武大学の高崎市内の2つの短期大学と4つの大学が参加しました。 本学からは、薬学部薬学...
2017.10.03 地域・研究活動 記憶関連タンパク質の発現変化を生きたマウスで可視化することに世界で初めて成功(薬学部分子神経科学研究室・准教授・福地守) 脳由来神経栄養因子(BDNF:Brain-derived neurotrophic factor)は、記憶や学習に代表される高次の脳機能の発現に重要なタンパク質です。また、うつ病やアルツハイマー病などの精神疾患や神経変性疾患においては、BDNF量が低下することが報告されています...