2023.11.08 地域・研究活動
「高崎健康福祉大学 高校生自由研究コンテスト2023」 実施報告
大学祭初日に行われた本コンテストは「食・農・環境に関わるテーマ」に、探究的な学びの発表の場を提供することを目的に、オリジナルで未発表の自由研究を募集しました。その結果、全国の高校 14 校から、41 件の応募がありました。
各演題を高校生らしいユニークな視点があるかなどを基準に、厳正な審査を行いました。全体として、研究分野は生物・化学・工学など多岐にわたり、新鮮な視点と着想から身近な現象をテーマにした研究内容が多くありました。それだけでなく、未完成ながらもこだわりを持った実験など将来を期待させるテーマもありました。
審査の結果、次の入賞 8 件のうち、学長賞並びに学部長賞にそれぞれ 1 演題、そして審査員特別賞 1 演題を選考しました。入賞者に対しては、下記日程にて表彰式を行いました。
◆表彰式実施日:2023 年 10 月 21 日(本学農学部 10 号館)
<学長賞>
水質とカキの生息域の関連性~カキの生息条件Ⅱ~
安倍獅音,白瀧高虎,芝悠斗,益田光,劉丞緯(愛媛県立宇和島東高等学校)
<学部長賞>
栃木県における農福連携の現状
高久海音(栃木県立矢板高等学校)
<審査員特別賞>
アオサからマグネシウムの精製
西馬昇栄,有角優太,森岡郁人(神戸市立科学技術高等学校)
<入賞>
竹酢液によるアンモニアの消臭
境啓汰,一倉来瞳,清水裕太,豊田和也,藤井美帆,山村華奈(山口県立下関西高等学校)
ワラジムシって土壌回復に役立つの? ~ワラジムシと小松菜の成長の関係~
玉川諒征,丹下聖士,藤堂大空,安岡慎之助(愛媛県立宇和島東校高等学校)
環境と植物 ―道端の植物―
白井風雅(千葉県立千葉高等学校)
プライミング処理が「下植木ネギ」の生育に与える影響
石井温陽(群馬県立伊勢崎興陽高等学校)
規格外野菜の有意義な活用 ―輸送と廃棄の CO2排出量の関係―
内田優杏(筑波大学附属高等学校)