2026.04.06 地域・研究活動
人工発光システムにより記憶関連分子の変化を生きたマウスで可視化
高崎健康福祉大学薬学部の福地守教授らの研究グループは、富山大学、電気通信大学、北里大学との共同研究により、人工発光システム「AkaBLI」を用いて、記憶に重要な分子であるBDNF(脳由来神経栄養因子)の変化を、生きたマウスの脳内で可視化することに成功しました。
BDNFは、記憶や学習に不可欠なタンパク質であり、その減少はアルツハイマー病などの認知症と関連することが知られています。本研究では、アルツハイマー病モデルマウスにおいて、脳内BDNFが低下する様子を、生きた状態で可視化することにも成功しました。
本成果は、BDNFの変化と認知症との関係を解明する新たな研究手法となるだけでなく、BDNFを標的とした治療薬開発への応用も期待されます。なお本研究の成果は、Springer Natureが出版する学術雑誌「Molecular Neurobiology」に掲載されました。
【公表論文について】
掲載雑誌名:Molecular Neurobiology(モレキュラー ニューロバイオロジー)
掲載論文名:Visualizing changes in brain-derived neurotrophic factor expression in living mice using the all-engineered bioluminescence imaging system AkaBLI(生体マウスにおける脳由来神経栄養因子の発現変化を人工生物発光システム”AkaBLI”により可視化する)
doi: https://doi.org/10.1007/s12035-026-05829-5
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