2025.02.17 地域・研究活動
令和6年度看護管理者研修が開催されました
看護実践開発センターでは、西毛地区の病院の看護師長・主任を対象に令和6年度看護管理者研修を実施しました。この研修は令和6年10月から令和7年2月にわたり4回シリーズで実施し、延べ103名の方が参加しました。
第1回は10月12日(土)に開催し、本学の小池洋子教授から群馬県内病院の病棟看護師が認識する看護師長の行動および看護実践環境と看護師のワーク・エンゲイジメントとの関連についての研究成果を発表後、参加者間での意見交換を行いました。第2回は11月9日(土)に開催し、本学元看護学科長の池田優子先生から人材育成のためのコミュニケーションについて講義があり、その後コミュニケーションに関する演習を行いました。第3回は12月7日(土)に開催し、一人の研修参加者からスタッフ指導に関する体験を紹介してもらい、その後グループディスカッションを行いました。第4回は令和7年2月8日(土)に開催しました。第3回までに学習したことを踏まえ、臨床で試みた成果についてグループで話し合いました。参加者からは、他施設の管理者も同じような悩みや課題を抱えていることを知るとともに、課題を新たな視点でとらえることができたなど、今後に十分に活かせる研修であったという評価をいただきました。
また、4回の研修では、本学大学院修士課程で看護管理学を学んだ修了生がファシリテーターとし、参加者と一緒に意見交換し活気ある研修となりました。
来年度は西毛地区だけでなく地域を広げて参加を呼びかけたいと思っています。
看護実践開発センター
看護学科看護管理学領域


