2022.07.25 薬学科
夏のオープンキャンパスを開催しました
令和4年7月23日(土)、24日(日)にオープンキャンパスを開催しました。学科説明、入試説明、模擬授業、学生による学生生活紹介に加え、薬剤師体験、卒業生による体験談、個別相談を実施し、多くの方々に参加していただきました。
学科紹介や入試説明では、付き添いの方1名という限られた中ではありましたが保護者の方にも話を聞いていただくことができました。
23日には、荻原琢男教授による「薬物動態学:トランスポーターってなんですか?」と題した模擬授業で、グルコースをはじめとする様々な物質が体に取り込まれる仕組みについてわかりやすい例を挙げていただきながらお話をしていただきました。また、医薬品の構造(カタチ)と体への取り込まれ方との関係についても興味深い話題がありました。
24日には、平野和也教授による「衛生化学:身近な環境衛生と薬剤師」と題した模擬授業で、高校でも活躍する学校薬剤師の話に始まり、今、暑い夏を乗り切るために、暑さ指数(WBGT)や暑さ対策へのお話をしていただきました。暑さ指数やその測定法は国家試験でも出題されており、大学の講義が国家試験へもつながることがイメージできたのではないでしょうか?
模擬授業で、実際に大学で学ぶちょっと難しい内容もある「大学の講義」を体験していただけたと思います。
最後は薬学部の中身をよく知った5年生により、厳しくも楽しい薬学部での学生生活を紹介してもらいました。多くの参加者を前に、登壇していた5年生は少し緊張していたようですが、後輩たちに向けてしっかり話してくれました。
また、23日の午後プログラムで開催されました「卒業生に聞いてみよう」では、マルエ薬局から本学出身の山田一貴氏を講師としてお迎えし、実際の大学生活や調剤業務をわかりやすくお話していただきました。フロアーからも、6年間の大学生活に対して沢山の質問が寄せられ、その1つ1つに丁寧にご回答いただきました。
限られた参加者の方になってしまいましたが、薬剤師体験や施設の見学にご参加いただきありがとうございました。
参加者の方々には、検温や手指消毒などの新型コロナ感染症対策でご不便をおかけしましたが、無事にすべての予定を終えることができました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
本学では8月20日、21日にもオープンキャンパスを開催する予定です。
8月20日 模擬授業 松岡功教授 「本当は役に立つ毒の話」
8月21日 模擬授業 福地守教授 「アルツハイマー病治療のこれまでとこれから」
実際にキャンパスに来て見ていただき、また質問をしていただくことによって大学生活のイメージがわいてくると思います。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。

寺田勝英学部長による学科説明

荻原琢男教授による模擬授業

平野和也教授による模擬授業