2021.08.02 薬学科
第3回健大パートナーシップ・プログラムを行いました
2021年度の健大高崎高等学校と薬学部との高大連携事業(健大パートナーシップ・プログラム)の第3回を7月28日(水)に行いました.この事業は薬学を目指す高校生や理系学部に興味を持っている高校生に大学の施設,薬学では何を学ぶのかなどを紹介し,簡単な体験実習を通して薬学や薬剤師の仕事について知ってもらうことを目的として企画しています.なお,本事業は,新型コロナウイルス感染予防対策を講じた上で実施しております.
はじめに寺田勝英 薬学部長の挨拶があり,次に高大連携委員の渡辺 准教授が薬学部について紹介を行いました.その後,学生実習室において,分子神経科学研究室の福地 教授,三反崎 講師の指導のもと「脳の基本ユニット「ニューロン」を観察しよう」というテーマで,脳神経細胞の形態や樹状突起の伸長について蛍光顕微鏡を用いて観察してもらいました.
後半は,臨床薬学教育センターの大林 教授,前田 講師,髙橋(恵) 講師,髙橋(雄) 助教の指導のもと「薬剤師として患者さんの体の状態を確認してみよう」というテーマで,高機能シミュレータ(人形)を使って,薬剤師の行うフィジカルアセスメントを体験してもらいました.さらに,その結果から医薬品の作用や副作用について考えてもらいました.
この企画は健大高崎高等学校と継続して行われている連携事業ですが,薬学部では近隣の高等学校ともこのような連携事業を実施していきたいと考えています.興味をお持ちでしたら,どうぞお気軽にご連絡ください.

