2022.11.10 理学療法学科
理学療法学科3年生 第13回キャリアアップ講座を開催しました
令和4年11月8日(火)3限にて、理学療法学科3年生を対象としたキャリアアップ講座を開催しました。今年度のキャリアアップ講座は、本学理学療法学科の卒業生である杉田恭平先生(日本赤十字社 足利赤十字病院、本学学部3期生)、藤嶋 操(公益社団法人群馬県医師会 群馬リハビリテーション病院、本学学部4期生)の2名を講師に迎え、感染症対策を講じながら対面形式での講座を実施しました。
杉田先生からは「回復期病棟併設の第三次救急病院における理学療法士の役割と実際」というテーマにて、ご勤務されている救急病院における特徴(急性期部門、回復期部門で実施されている理学療法の取り組み)や病棟内に設置されているサテライト型リハスペース、COVID-19に対応した支援についてお話頂きました。これまでの理学療法士としての仕事を通じて、人として成長できている、すなわち理学療法士は自身が成長できる仕事であると学生にご助言を頂きました。
藤嶋先生からは「回復期病院勤務と大学院との両立」というテーマにて、ご勤務されている回復期病院における特徴(ロボットリハビリテーションをはじめとする理学療法の取り組み)やリハビリテーションスタッフ間での人間関係、リハビリテーション部のブログ(情報発信)についてお話頂きました。現在、本学大学院保健医療学研究科修士課程にも在籍されており、病院での勤務と大学院の両立には所属病院の理解と協力が大切であるとお話頂きました。また、理学療法士としてのキャリアアップは、ライフプランを考慮した上で、自身の得意な分野やより関心の高い分野をみつけていくことが重要であるとメッセージを頂きました。
学生はお話頂いた内容について積極的に質問を行い、2名の講師と質疑応答を実施しました。臨床現場に勤務されている大学の先輩方から、理学療法の実際について話を聞くことができた今回の機会は、理学療法士の仕事や自身の進路のイメージにつながり、学生の今後の就職活動やキャリア形成に寄与することと思います。
今回ご協力頂きました講師の先生方には臨床業務でご多用の中、お時間をとって頂き、また遠路の中、本学にお越し頂きましたことに心より感謝申し上げます。
理学療法学科では本学のキャリアサポートセンターと連携を図り、学生の就職活動を引き続き、サポートできるよう支援していきたいと思っております。
キャリアサポート委員会(理学療法学科)