授業・研究紹介② 片山 豪先生(インタビュー)

2020.06.10 子ども教育学科

授業・研究紹介② 片山 豪先生(インタビュー)

 現在、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、学生たちの授業風景がお届けできません。

 今回は本学教授、片山 豪(たけし)先生の授業や研究について、お話を伺いました。片山先生は、理科、理科指導法、コンピューター入門Ⅰなどを担当されています。

片山先生の研究室の様子 。
9号館4階廊下に研究の成果が多数掲示されています。

―聞き手:片山先生本日はお忙しい中、ありがとうございます。本日は先生の授業や研究内容についてお伺いいたします。現在オンライン授業となっていますがいかがでしょうか。(現在は一部学生が登校できるようになっています)

―片山:大変な状況が続いています。私の授業は実験が中心なので苦慮しています。普段なら、水田の水を採取し、顕微鏡でどんな生物がいるか観察したり、メダカの発生を調べたりしています。オンライン授業では、自宅でできること、たとえば天体を観測や植物の発芽の条件や種子の養分に関して調べさせています。視点を変えてみれば、理科の実験はどこでもできるものなのです。

オンライン授業で学生の質問に答えているところです。

―聞き手:ところで先生の研究室や実験室にはすごい機器が並んでいますね。

―片山:これら実験機器はすべて研究に必要なものです。わたしの研究は小学校から高等学校までの教材の開発です。教材は学校にある実験機器を用いますが、その開発には研究者が行うような実験を参考にすることも多いので、研究者が用いる機器も使っています。わたしの教育の目標は理科が「好きな」児童・生徒の育成です。そのために、児童・生徒に理科の楽しさを伝えることができる先生の養成は必須です。大学での授業は、自然に対して「不思議」だな?と思ったことをみんなで調べる、という態度を大切にしています。それから、教師は常に学び続けることが大切です。そのために卒業後でも大学にもどり、学びなおせる環境を作っています。

蛍光顕微鏡による細胞骨格の観察。
学校にある顕微鏡でも細胞骨格を観察できる教材も開発しています。

―聞き手:先生の専門について聞かせてください。

―片山:私の専門は先ほど述べたように「理科の教材開発」です。良い教材をつくるためには、研究と教育両方からのアプローチが重要です。「教員が研究する態度」と「研究者が教育に目を向ける態度」の融合がとても大切なのです。このバランスが保たれたところに良い教材がうまれると私は確信しています。

マイクロピペットを使って薬品の調整中。
サーマルサイクラーもあり遺伝子の増幅も可能です。試験管内でタンパク質を合成する実験も行っています。

―聞き手:先生の前職は高校の先生だとお聞きしましたが。大学との違いは何ですか。

―片山:群馬県内の高等学校で理科の教諭をしておりました。教科のみでなく、部活動や生徒指導にも関わりました。テレビで見るような「熱血教師」ではなかったのですが、生徒たちとともに悩み、ともに汗を流すことで真剣に生徒のこれからのことを考えて行動していました。すでにお話ししましたが、高校教諭の経験は、物事を教育者の視点と大学での研究者の視点で考えられるようになり、私の糧となっています。

―聞き手:先生のゼミについてお聞きします。

―片山:私のゼミは大別すると、フィールド系(調査)と実験系(LAB)に分かれます。野生動物の生態について研究や野外の植物の生態についても研究をする学生もいますし、理科の指導法や実験教材の研究をする学生もいます。野外の資料を用いて、分子生物的な研究を行う学生もいます。純粋に理科が好きで、自然に興味・関心が高い学生が集います。テーマは初めからある学生にはそのテーマで、ない学生には私の研究を手伝いながら自分のテーマを見つけます。

 また、野生動物の生態および生息環境の研究や小学校理科の指導方法と教材研究などがあります。

 それからこれは余談になるのですが、私は平均的な知識が備わっている学生も良いのですが、一つの分野に「突出した」能力を発揮する学生も大好きです。こういった人はときに「変わっている」とかたづけられがちですが、一つのことに深く関心を持ち、突き詰めていくことができます。いわば「天才」型の学生が現れるのを私はひそかに期待しています。こういった学生も鍛えたいです。

無菌操作中。植物の組織培養や遺伝子の組換え実験も行えます。

―聞き手:教員採用試験についてお聞かせください。

―片山:教員採用試験に対しては、教職支援センター、学部の教員一丸となって支援しています。

 昨年は、公立学校教員採用試験に19名現役合格(志願者27名:合格率70.4%)しました。学生たちが、お互いの意識を高め合い、かつ自主的に試験対策に取り組んだことが、パワーの源になったようです。大学の支援体制も重要ですが、やはり合格という目標に向かって努力する姿勢が学生の間に根付いたのが合格率アップの主な原因だと思います。

―聞き手:最後に受験生に向けて一言お願いします。

―片山:大変な時期ですが、頑張りましょう。尚、本学ではWEBオープンキャンパスを企画中です。決定次第HPにてお知らせいたしますので、是非ご参加ください。

―聞き手:本日はありがとうございました。

学生の実験機器。
学校教育の全ての実験機器があるわけではありませんが、順次そろえております。授業では学生1人に1台の顕微鏡が用意されております。
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