2023.05.10 看護学科
保健師課程、母子保健論で新生児訪問(家庭訪問)の演習を行いました
母子保健論は保健師課程4年生の科目で、保健師として母子の健康生活を支援するために必要な知識・技術を習得することを目的としています。その一環として、5月8日(月)に新生児訪問(家庭訪問)の演習を行いました。
今回の演習は、生後26日目の家庭訪問という設定で、新生児モデルを用いて実施しました。ロールプレイを用いたため、学生は3人一組となり、各々が母親(父親)役、保健師役、観察者役を体験しました。保健師役では、体重や頭位の測定などを行い、新生児の健康状態・成長発達を確認し、母子健康手帳を用いて成長発達の状況を母親(父親)に伝えながら、育児相談に対応して、継続支援の必要性などを検討しました。
演習後のグループワーク・振り返りを経て、保健師役では「体重測定などでいっぱいになり、細かなところに気が回らなかった。」、「知識が無いとお母さんの相談に答えられない。日々の学習が大切。」、「あいまいな表現をしない。適切な情報を伝えることが信頼関係にもつながる。」、「シミュレーションや事前準備が大切。」といった学びや、母親役では「できていることを認められると嬉しい。」、「不安を訴えられない人もいる。」といったことに気がつくことができ、新生児訪問についての学びが深められた演習となりました。
地域看護学領域