2022.10.06 看護学科
実習指導者・大学教員合同研修会を開催しました
9月13日(火) 『看護学実習における「看護現象の教材化」』をテーマに、実習指導者・大学教員合同研修会を行いました。
群馬県立県民健康科学大学 看護学部教授の山下暢子先生を講師としてお招きし、学生の自律的な学びを支える実習指導を行うためにはどうしたらよいかを考えました。
オンラインと対面のハイブリット型研修として開催し、10施設の実習現場から参加をいただき、対面もあわせて総計170名を超える多くの方にご参加いただくことができました。
参加者からは「突発的な出来事への対応にとても悩んでいたが、実習要項に戻り何を学べるかを考える、という新しい発見があった」「臨床現場で起こっている看護現象の教材化を意識的に行うことの重要性がわかった」「実習目標を念頭に一貫して何を学ぶべきかを意識する」「指導者、教員は自分の役割を意識して取り組んで行く」「学生個々が実習目標に照らし合わせて実習に取り組めるようファシリテートすることを、指導者と教員が共同作業していく」などの意見を多数いただきました。
いつも実習でお世話になっている指導者の方々と学校の教員が共に学び考えることにより、同じ目線で学生に一貫した指導を行うことにつながります。実習の在り方についてもたくさんのヒントを得ることができ、指導者と教員が協働してこれからの実習をいっそう学びの深いものにするための意欲が高まりました。
わかりやすい講義でたくさんの気づきを下さった山下先生、お忙しいなかご参加くださった指導者の方々に深く感謝いたします。
FD・自己点検委員会