2022.02.09 看護学科
1年生の授業紹介「基礎看護技術Ⅰ」
1年生の後期に学ぶ科目「基礎看護技術Ⅰ」の紹介です。
基礎看護技術Ⅰは、日常生活行動を援助するための基礎看護技術を修得する科目です。
日常生活行動とは、寝る・起きる・座る・歩く動作、食事、排泄など、人が毎日の生活を健康的に送るうえで必要不可欠な行動を指します。
対象者の健康状態によって必要となる援助は異なります。どのような援助が必要になるのか、対象者をよく観察して判断し、安全に援助を行うことが求められます。
基礎看護技術Ⅰでは、科学的根拠に基づいた判断のための知識や技術、対象者への配慮などの倫理的態度を講義や演習を通して身につけます。
令和4年の入学生からは、「日常生活援助技術」という科目名に変更になります。
この科目で学ぶ内容は、療養環境の整備、対象者の体位変換や移乗、更衣、全身清拭、食事介助、排泄援助などの看護技術です。演習では、学生同士で看護師役と患者役を経験します。
写真は、洗髪の演習を行っている場面です。
「基礎看護技術Ⅰ」やその他の科目での1年間の学びを活かして、1年生の最後には、病院で行われる「基礎看護学実習Ⅰ」に臨みます。