2020.07.18 看護学科
老年看護学方法論Ⅰ(2年生) 「認知症高齢者とのコミュニケーション」授業紹介
-「解る・出来る」実践に則した授業を実施しています-
人生100年時代を迎えた今、老年看護に関する高い知識と技術が求められています。老年看護学では、高齢期にある人の体や心の変化、かかりやすい病気などの特徴をふまえた看護を学ぶことが出来ます。若い皆さんにとって「老化」は当然ながら体験出来ません。従って授業では「老化」による変化が理解できるよう様々な工夫をしています。
今回は「認知症高齢者とのコミュニケーション」の授業を紹介します。授業では教員2名が患者さんと看護師役となり、ロールプレイを行いながら認知症高齢者とのコミュニケーション方法について説明しました。皆真摯に授業に参加し、わからないことがあればその場で教員とやり取りを行いました。また授業後の感想には「相手を知りたい、知ろうという態度を忘れないようにしたい」「認知症の人との対話は難しいと思うが対話することの大切さが実感できた」「認知症の方に受け入れてもらえる看護師になれるよう努力したい」等の意見をたくさんいただきました。老年看護学領域では「高齢者看護に強い人材の育成」を目指して教育に力を入れています。