2024.01.09 医療情報学科
修士課程学生が医療情報学連合大会で発表しました
医療福祉情報学専攻修士課程2年の荒木舞那さんが、神戸ファッションマートで開催された、第43回医療情報学連合大会(11月22日~25日)で研究成果を発表しました。
発表の題目は「公開情報を用いた保健医療データベース構築支援方式の開発」で、厚生労働省等から公開されている異なるデータを、医療機関名称の類似度を用いて相互に結合可能とした新しい処理方式に関する発表です。ポスター発表と口頭での発表の後、活発な質疑応答が行われ、同様の課題を経験した医療機関の研究者からも、データ処理の自動化に関してのニーズがあり、外部からの利用へも期待をされているとのご意見をいただきました。今回の医療情報学連合大会は対面での参加者が多く、企業からの展示も含めて大盛況でした。ポスター前で多くの研究者と議論を深めることができ、研究内容の有用性を改めて認識することができました。今後も学会活動を通じて外部とも交流しながら研究を進めてゆく予定です。
記 共同発表者 松尾仁司教授