研究成果がMolecular and Cellular Biochemistryに掲載されました

2019.05.23 健康栄養学科

研究成果がMolecular and Cellular Biochemistryに掲載されました

下川哲昭教授、内田薫助教らによる論文が、Molecular and Cellular Biochemistryに掲載されました。

雑誌名 :「Molecular and Cellular Biochemistry」 16 April 2019, https://doi.org/10.1007/s11010-019-03532-9.

URL :https://link.springer.com/article/10.1007/s11010-019-03532-9

論文タイトル:Changes in biomarker levels and myofiber constitution in rat soleus muscle at different exercise intensities.

著者:Reni Farenia, Ronny Lesmana, Kaoru Uchida, Toshiharu Iwasaki, Noriyuki Koibuchi and Noriaki Shimokawa

【要旨】

有酸素運動や無酸素運動などの運動強度の違いがどの様な筋肉の質的変化や回復過程をもたらすかについて十分に明らかではありません。健康栄養学科の下川哲昭教授と内田薫助教は、群馬大学 医学部 応用生理学分野、インドネシア パジャジャラン大学(Universitas Padjadjaran)医学部との共同研究で運動強度の違いによる様々な生体分子の挙動や筋組織の変化について詳細に解析しました。ラットをトレッドミルで強制的に走行させ、血中乳酸閾値を基に有酸素運動群と無酸素運動群に分け2週間毎日一定時間の走行運動をさせました。運動強度の高い無酸素運動では走行運動初日に筋組織の崩壊を表す血中クレアチンキナーゼが高値を示しました。また、走行運動14日目には収縮の速度が速い速筋線維 (type 2線維)が有意に減少していることを見出しました。さらに無酸素運動によって障害を受けた筋線維はマクロファージ(大食細胞)に捉えられ消化された後、新たに筋が再生される修復過程に移行することを組織標本で明らかにしました。今回の成果は、運動強度の違いによる筋の生理/生化学を理解する上で重要な知見になると考えられます。

詳しくはこちら→運動強度 HP Topics

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