2024.04.25 健康栄養学科
食品栄養学専攻の大学院生が研究奨励賞を受賞しました
2024年3月23日(土)、乳腺・泌乳研究会(The Society of Biology for Mammary Gland and Lactation)による「第51回 乳腺・泌乳研究会研究集会」が茨城大学・阿見キャンパスで開催されました。この研究集会で、食品栄養学専攻 博士前期課程2年の渡辺 悠介さんが「研究奨励賞」を受賞しました。
乳腺・泌乳研究会は乳腺および泌乳に興味をもつ日本国内外の研究者が集う学術団体で、乳腺の生理、発生、疾患、あるいは乳汁の機能や哺育行動など、乳腺・泌乳に関連するあらゆる研究分野を対象とする研究会です。
渡辺さんらの研究チームは、将来の育児行動に影響を与える要因のひとつとして、下垂体後葉ホルモンであるオキシトシンに着目し研究を行っています。この研究により、近年大きな社会問題となっている育児放棄(ネグレクト)の分子基盤を明らかにすることを目指しています。
【授賞の対象となった演題】
演題名:マウス母乳中のオキシトシンは次世代の育児行動に影響する
著者名:渡辺悠介1)高橋樹1)、内田薫2)、森下雄太2)、宮崎航3)、茶山和敏4)、下川哲昭1,5)
1)高崎健康福祉大学大学院 健康福祉学研究科 食品栄養学専攻
2)高崎健康福祉大学 健康福祉学部 健康栄養学科
3)弘前大学大学院 保健学研究科 生体検査科学領域
4)静岡大学大学院 総合科学技術研究科 農学専攻
5)群馬大学大学院 医学系研究科 応用生理学分野