2023.07.24 薬学科
夏のオープンキャンパスを開催しました(7月)
令和5年7月22日(土)、23日(日)にオープンキャンパスを開催しました。学科説明、入試説明、模擬授業、学生による学生生活紹介に加え、薬剤師体験、卒業生による体験談、個別相談を実施し、多くの方々に参加していただきました。
大林 恭子教授による ~今、求められる薬剤師像~ と題した模擬授業では、実際に臨床現場で働いていた経験を交えながら薬剤師の仕事についてわかりやすい例を挙げていただきながらお話をしていただきました。医療の現場では専門的な知識・技能をもつ医療人がそれぞれの役割を担うチーム医療が浸透しつつあること、その中で薬剤師にはクスリのプロフェッショナルとしての知識や技能が求められており、即戦力の薬剤師になるためには、大学での勉学・実習が非常に重要であることがわかりました。
吉田 真教授による ~ホルモンのちから~ と題した模擬授業では、体の中で働くホルモンについて、同じ体の中で働く神経伝達物質やオータコイドとの違いから、男性ホルモンと女性ホルモンの働きについてわかりやすい例を挙げていただきながらお話をしていただきました。一卵性双生児でもホルモンの量に違いがあるだけで成長に差が出るというのはとても興味深いお話でした。
模擬授業で、実際に大学で学ぶちょっと難しい内容もある「大学の講義」を体験していただけたと思います。
最後は薬学部の中身をよく知った6年生により、厳しくも楽しい薬学部での学生生活を紹介してもらいました。多くの参加者の前でしたが、登壇した6年生は後輩たちに向けて楽しい学生生活についてしっかりと話しをしてくれました。
限られた参加者の方になってしまいましたが、薬剤師体験、卒業生の体験談や個別相談にご参加いただきありがとうございました。参加者の方々には、ご不便をおかけした点もあったかと思いますが、無事に7月の予定を終えることができました。ご協力いただき、誠にありがとうございました。
本学では8月にもオープンキャンパスを開催する予定です。実際にキャンパスに来て見ていただき、また質問をしていただくことによって大学生活のイメージがわいてくると思います。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。
寺田勝英学部長による学科説明
大林 恭子教授による模擬授業
吉田 真教授による模擬授業