筋肉注射手技を学ぶ実習を開始しました【薬学部4年生対象】

将来的に、薬剤師がワクチン接種の担い手として社会貢献することを想定し、筋肉注射の手技を学ぶ実習を1月13日（金）に行いました。本学では初めての試みです。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、わが国でもワクチン接種の担い手不足が問題となりましたが、薬剤師は特例的な担い手に認められませんでした。一方海外では、以前から薬局で予防接種を行っていた国に加え、オーストラリア等多くの国で薬局薬剤師がワクチン接種をするための法改正や研修が行われています。

そこで本学でも4年生78名を対象に筋肉注射の手技を学ぶ機会を設けました。内容は、医師である教員からの講義やデモンストレーション、装着式上腕筋肉注射シミュレータを用いた演習です。来年度には地域の薬剤師を対象に、同様の実習を予定しています。

シミュレータへの筋注

医師である教員による指導　

（2023年1月24日、臨床薬学教育センター）