2025.05.19 医療情報学科
医療情報学科の研究室紹介シリーズ第11弾
名前 鈴木亮二
職位 教授
専門領域 「ひと」と「もの」をつなぐ医療福祉工学
自分の研究テーマ
1)高齢者の薬の飲み忘れをなくす服薬支援装置の研究開発と社会実装
2)地域包括ケアシステムに資するIoTを用いた在宅高齢者の見守り機器に関する研究と社会実装
卒業研究テーマ
1)3Dプリンターを用いた自助具試作に関する研究
2)在宅高齢者への見守り機器導入に関する研究
3)多職種連携による服薬支援に関する研究
4)遠隔リハビリテーションに関する研究
5)福祉用具を使用時の動作分析に関する研究
6)海外の医療介護制度に関する研究
【研究室紹介】
私の研究室は「知的な遊び」をするところです。これは大学院の恩師から贈られた言葉で、「広い視野を持って学際的な研究を行うこと」を意味しています。
私は服薬支援装置(単独特許)を研究開発して、2015年に「見守り機能付き服薬支援装置ふっくん」を製品化しました。しかし、高齢者の薬の飲み忘れ問題は解決されていません。現在、改良版の開発と社会実装のためのビジネスモデルを検討しています。
また、独居高齢者のIoTによる見守りを2000年代初めから研究しており、日本遠隔医療学会で在宅見守り支援分科会を主宰しています。厚生労働省は今年度から在宅に介護ロボット(見守り機器)の普及を検討しており、「ひと」と「もの」をつないで地域包括ケアシステムに貢献したいと考えています。
さらに、群馬県内の障害者施設に協力してもらい、3Dプリンターで自助具を試作して障害者に提供しています。将来的には、障害者の自助具ニーズを学生ボランティアが製作する交流の場を作っていけたらと夢を抱いています。
今年度は大学院博士課程2名の社会人と、2名の4年生でディスカッションを行いながら、知的な遊びを行っていきたいと考えています。また、将来的に大学院教育を充実させていきたいと考えています。

