2024.11.11 看護学科
さくらサイエンスプログラムの受入を実施しました
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の国際青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプログラム」にて、2024年10月20日~10月26日、本学と学術協定を結んでいるベトナムのホーチミン医科薬科大学、タイのタマサート大学、インドネシアのウンジャヤ大学それぞれより3名、2名、2名、計7名の看護/助産学生を招へいし、研修を行いました。
7日間の研修期間中、日本の医療システムに関する講義や参加国の学生による自国の医療システムのプレゼンテーション・討論、日本の母子保健と看護職、妊産婦胎児及び新生児のアセスメント、母子保健のための遠隔医療におけるテレナーシングの構築、on-line診療/妊婦健診に必要な助産と看護ケアに関する集中講義を受講しました。また、ハイブリッドシミュレーターを用いた妊婦、胎児、新生児乳児の安全を確保するための演習や自国の母子保健の向上につながるイノベーションプロジェクトを創出するためのグループワーク・プレゼンテーション、本学付属施設や関連医療施設の見学を行いました。さらに、フィールドトリップへの参加など、在学生と日本の文化にも触れながら交流しました。
海外研修生は今回の研修を通じて、日本の母子保健サービスの現状、新生児搬送体制や妊娠中や産後の地域での異常の早期発見や育児援助につながる看護/助産ついて学習することができました。また、イノベーションプロジェクトを創出する過程で、自国の事情に合わせて、今回の研修で学んだ訪問看護/助産やテレナーシング、オンライン診療などの遠隔医療における先端技術の導入を検討することができました。
3カ国(ベトナム、タイ、インドネシア)学生ご来校の様子
学科長表敬訪問の様子
一部の講義・ハイブリッドシミュレーターを用いた演習の様子
(左上:妊産婦アセスメント講義、右上:遠隔医療、左下:妊産婦アセスメント演習、右下:新生児蘇生)
群馬県立小児医療センター見学
高崎健康福祉大学 訪問看護ステーション見学
イノベーションプロジェクト発表・修了式の様子
看護学科国際交流委員会