
薬学科 2014年卒業 金子 祐太
大学卒業後、ドラッグストアで薬剤師のみが取り扱えるOTC医薬品の相談や提供の業務で経験を積みました。その後、調剤にも関わりたくて、今の会社が運営する調剤薬局へ。この横塚町店では薬局長を務めることになり、新規開局から関わりました。本部からは、内装やレイアウト、設備や備品などの準備、各方面への手続きなどをすべて任され、薬の収納棚など、寸法を自分のメジャーで測って選定。薬に関しても、周辺のクリニックの医師に直接相談し、取り揃えました。薬剤師はこんなふうに経営に関わるチャンスもあることを知るとともに、この貴重な経験から多くを学んでいます。
日々の業務で大切なことは、やはり患者さんとのコミュニケーションです。そこでのふれあいが楽しく、やりがいでもあります。その一方で、薬について専門性の高い情報を、いかにわかりやすく伝えるか、という難しさもあります。お子さんからお年寄りまで一人ひとりに合わせた対応が必要です。薬や医療に関する情報は日々更新されます。薬剤師は常に学び続けなくてはいけないと気持ちを引き締めて、仕事に取り組んでいます。

それゆえに成長に終わりはありません。