さまざまなご質問にお答えいたします。
- 農学部はどんな人が向いていますか?
- 農学部の対象は農産物の生産だけではないのですか?
- 他大学の農学部と何か違いはありますか?
- 数学や理科に苦手な科目があるのですが大丈夫でしょうか?
- 魅力的で特徴のある授業はありますか?
- 卒業後の進路選択に役立つ授業はありますか?
- どんな資格が取得できますか?
- 主な就職先を教えてください。
- 農学部はどんな人が向いていますか?
- 農学部の学問領域である農学は、食料、生命、環境、資源などを対象とする総合科学です。食と農の分野から生命・健康・環境を支える仕事や研究に携わりたい人に農学を学んでもらいたいです。
- 農学部の対象は農産物の生産だけではないのですか?
- 食料の安定供給を目指すことは農学部の基本的な使命の1つですが、温暖化による気候変動や水資源の希少化、資材価格の高騰などで、世界の人々が必要とする食料を賄うことが以前よりも難しくなっています。また、食料は生存に必要なカロリーを満たせばよいというわけではなく、安全で美味しく健康によいことも重要です。農学を食料、生命、環境、資源などを対象とする総合科学として捉える意味の一端は、こうした現状にも現れています。
- 他大学の農学部と何か違いはありますか?
- 本学農学部は農学を生命科学系の総合科学であると捉えて、1学科4コース制を採用している点に特徴があります。学年が進むにつれて、高校の復習を含む教養科目、4コースに共通した専門基礎科目、各コースが対象とする専門科目へと授業内容がシフトしていくことで、4年間で無理なく幅広く農学を学ぶことができます。
- 数学や理科に苦手な科目があるのですが大丈夫でしょうか?
- 高校の復習も兼ねて、数学や理科3科目の基礎について1年生で取り組みます。また、4つのコースの中には文系と理系を融合したコースもあります。
- 魅力的で特徴のある授業はありますか?
- 農学部には隣接したハイテク農場があり、ICTやドローン技術などを活用したスマート農業を学ぶための実習もできます。また、4つのコースが連携して、農産物の加工や機能性の開発など6次産業化に取り組むための講義と実習、実際に海外へ赴いて、海外で普及している日本食の事例を収集・分析するための演習など、授業を通じた実践的な取り組みも充実しています。
- 卒業後の進路選択に役立つ授業はありますか?
- すべての授業が進路選択に役立つはずですが、進路選択に有益な実体験の場を提供する授業として、「キャリアアップ演習」や「農学インターンシップ」といったキャリア教育科目を用意しています。こうした授業では、就業体験に必要な準備をした上で、実際に希望する企業や団体のオープンカンパニーやインターンシップに参加します。
- どんな資格が取得できますか?
- 国家資格である食品衛生管理者や食品衛生監視員、民間資格であるHACCP管理者や食の6次産業化プロデューサーの資格を取得できます。また、日商簿記、農業簿記の資格を取得するための授業や、ドローンの操縦士ライセンスを取得するための教室も用意されています。
- 主な就職先を教えてください。
- 官公庁、食品・農業資材製造業、食品卸売業、食品小売業、JA、商社、サービス業(外食、人材採用支援など)、大学院進学など多岐に渡っています。