実践的な演習・実習
ソーシャルワークの知識と技術が、社会福祉士及び精神保健福祉士、介護福祉士の各資格において、どのように発揮されているのかを学び、専門職としての使命や役割、仕事内容の理解を深めます。
ソーシャルワークに係る知識と技術について具体的かつ実際的に理解し、実践的な技術等を体得することを目指します。社会福祉士として求められる資質、技術、倫理、自己に求められる課題把握等、総合的に対応できる能力を修得します。
これまでの学習の成果を深めていくために、専門分野における演習を実施し、より専門的な学習、知識の獲得を目的とします。社会福祉従事者として必要な研究の方法や問題解決能力を培い、専門職としての自覚を育てることを目標としています。
主な授業紹介
社会福祉の原理と政策
現代社会と福祉との関係を具体的に明らかにするなかで、生活と福祉(家族、地域、社会組織、社会構造の変容などとの関連)について学び、社会福祉や福祉政策について包括的かつ体系的に身につけます。
児童・家庭福祉
児童・家庭の生活実態とこれを取り巻く社会情勢、福祉需要(子育て・ひとり親家庭、児童虐待及びDVの実態)、児童・家庭福祉制度の発展課程、児童の権利について学び、支援を必要とす子ども・家庭に対する援助方法を身につけます。
チーム医療アプローチ論
チーム医療を促進するための福祉・医療系専門職の協働性について学び、各専門職の役割と活動について理解します。チーム医療に関わる多職種と養成している本学ならではの科目です。
精神保健福祉の原理I・II
精神障害者への理解を深め、その定義と障害特性を構造的に理解するとともに、精神障害者の生活について、歴史を振り返りながら学びます。精神疾患・精神障害を多角的に理解し、当事者の社会におけるあるべき姿と、その支援の在り方に目を向けて考えてみましょう。
こころとからだのしくみI・II
福祉及び介護の対象となる利用者を理解するために、こころとからだの両面から状態を把握し、その状態がどのような要因から引き起こされているのか、その根拠となる知識について学びます。人間のこころとからだは、相互に作用し合い、意欲や行動などに影響を及ぼすことを理解します。