
健康栄養学科 2006年卒業 佐藤 理恵
管理栄養士として約15年の経験を積んだいま、大学の先生に言われた「管理栄養士は一生勉強」という言葉を強く思い出します。
最初の病院では調理現場を経験し、次の病院では献立作成等に従事しながら複数の資格を取得。
研修会や学会にも参加して段々とステップアップし、現在の病院では2つの診療科の栄養管理・指導と糖尿病透析予防指導などを中心に行い、昨年新たに日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士の資格も取得しました。
高齢化が進む中で複数の疾患を抱える患者さんなど、難しい事例が増えてきました。
これからは医療、介護、在宅に関わる多職種と家族の方々との連携を深めるだけでなく、自分の知識と技術をもっと向上させる必要があります。
現在目指しているのは、摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士。
“最後まで口から安全に食事を摂る”ことの喜びと大切さを、患者さんに伝えられる存在でありたいです。