実践的な演習・実習
解剖学は理学療法の基礎になる重要な科目ですが覚えることもたくさんあります。そこでグループワークを中心に骨標本を作ったり友達の体を使ったりして、楽しみながら解剖の知識を学習します。
理学療法を行うためには、まず対象者の状態を検査して知る必要があります。その技術を学ぶための授業が評価学実習です。2年次に予定されている実習に向けて基本的な評価技術に加えて、リスク管理などを学習します。
模擬症例を通して理学療法における応用的な検査方法や治療方法を学ぶ授業です。グループワークで考えた検査や治療を患者役に対して行うことで、実際の患者様に対応するための思考過程を学びます。
理学療法における治療技術を行う上で必要となる理論的背景やコンセプトを学び、実技練習を通して対象者の身体に対する触り方や運動の誘導方法など理学療法技術を提供する際の基本的対応能力を学びます。
呼吸や心臓の疾患、糖尿病に対する理学療法でよく用いられる手技について、その理論的背景と適応について学び、実技練習を行います。また、リスク管理の方法や運動指導の方法なども学びます。 この授業のほかにも神経の障害や骨・関節の障害に対する授業もあります。
人間が生活するうえで必要となる起居・移動動作、食事、整容、更衣、排泄、入浴など基本的な日常生活動作や、買い物・調理などの生活活動に必要となる運動要素や支援方法を体験し、その解決方法を学びます。
主な授業紹介
リハビリテーション概論
リハビリテーションの歴史や理念を学び、理学療法士としての社会貢献のあり方や地域との連携方法をグループワークなども活用しながら学習します。
理学療法セミナー
本学では1年生から病院や介護施設などでの実習を行っています。この授業では基本的な接遇や専門職としての態度など実習で必要となる技術を学びます。
卒業研究
理学療法学を学ぶ中で疑問に思ったことや興味のあることをテーマにし、卒業論文の作成に向けて、5名程度の小人数ゼミで研究の進め方や考え方を学びます。