教育方針

学位授与の方針(DP;ディプロマ・ポリシー)

a. 所定の年限以上在籍して、30単位以上を修得するとともに、学修を通して以下の4つの要件を身につけていること。

  • ①理学療法学分野における高度医療専門職者として予防理学療法や地域リハビリテーションの発展に寄与することができる。
  • ②理学療法学分野における幅広い学識と倫理観を有し、地域もしくは臨床の場でチームリーダーとしての役割を果たすことができる。
  • ③教育・研究者として、修得した専門能力、研究能力を教育・研究に生かし理学療法学の発展に寄与することができる。
  • ④修士課程において修得した専門能力、研究能力をもって保健医療学・理学療法学分野での実践の向上に貢献できる。

b. 必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査・発表および最終試験に合格すること。理学療法学専攻修士課程の学位論文審査基準ならびに最終試験基準は以下のとおりである。


【学位論文審査基準】

1.問題意識が明確で研究テーマの設定が適切である。

2.先行研究が十分検討され、整理されている。

3.研究目的に適した研究方法を用いている。

4.論文の記述が十分かつ適切であり、結論に至るまで首尾一貫した論理構成である。

5.研究の実施、結果の公開において倫理的な問題がない。

6.新知見が得られ、保健医療学・理学療法学への貢献度がある。

7.保健医療学および理学療法学関連の雑誌に投稿した場合、掲載されるレベルにある。


【最終試験基準】

1.研究課題に関連する専門的知識と豊かな見識、倫理観を有している。

2.課題研究を通して保健医療学・理学療法学、保健医療・理学療法実践への貢献について述べられる。

3.研究成果を積極的に公表する姿勢を有している。

4.高度医療専門職者、あるいは教育・研究職者としての活躍が期待できる。


教育課程の編成方針(CP;カリキュラム・ポリシー)

●保健医療学研究科の2専攻3分野6領域の共通科目を11科目設定し、3科目の必修科目を置くことで、多職種が交流し、互いの専門性を理解しながら自身の専門性を探究し、チーム医療の推進につながるようカリキュラムを編成する。

●理学療法学分野の2領域(臨床理学療法学領域と地域理学療法学領域)の間でも領域共通専門科目を7科目設定し、必修科目に「研究倫理と理学療法学研究法」、選択科目に各領域の専門科目を3科目ずつ設定することで互いの領域から得るべき情報を偏らずに学修できるようカリキュラムを編成する。

●領域ごとの専門科目については、各領域の特論と演習を組み合わせて基礎と応用の2段階の内容で科目設定を行い、実践課題を研究テーマとした特別研究へとつなげるようカリキュラムを編成する。この中で、学生が主体的に調べ、発表する機会を与えることで自己客観性を養い、他者の意見を柔軟に取り入れる姿勢や他学生の問題を共同で解決する学びの機会とし、教育・研究能力の向上に資するものとする。

●社会人である医療専門職者の学修と仕事との両立を可能にするために、夜間、土曜日開講を行い、2年コースと3年コースのどちらかを選択できる環境を整える。

教育目標

●地域医療介護の課題を解決するための地域リハビリテーションシステムの構築や人材育成を推進するリーダーとしての役割を担える理学療法士を育成します。

●理学療法学における高度な知識と技術を有し、チーム医療のキーパーソンとして他の医療専門職者との連携・協働のもとに活躍することができる高度実践理学療法専門職者を育成します。

●理学療法士を育成する教育者および理学療法学の発展に貢献できる研究者を育成します。

習得すべき知識と能力

●予防理学療法学を中心とした理学療法実践課題の解決のための論理的かつ倫理的思考力を修得し、エビデンスの構築と課題を解決する研究課題に取り組むのに必要な研究手法および研究に関する基礎知識と研究実践能力を修得します。

●臨床における理学療法実践、地域における地域理学療法実践において、対象者の問題や地域の課題を正確に分析評価し、その課題解決に向けて専門的知識と技術を統合、発展される能力を育成します。

●臨床や地域の実践の場で理学療法の質的充実・発展に貢献するためのマネージメント能力と自己客観性をもって自身を発展させる能力を修得します。

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