VSC外部アドバイザー会議による事業評価について
VSCでは、外部アドバイザーを任命し、1年に1回、事業評価と事業に関するアドバイスをいただいています。その評価内容について報告します。
<令和4年度事業評価・意見聴取>
開催日:令和4年3月6日(月)
会場:高崎健康福祉大学9号館VSC前学生ホール
会議概要:事務局より、事業計画にある事業項目の実施状況を説明し、意見を聴取した
<意見内容>
*ボランティア活動の「みえる化」に関する意見
・ボランティアの実績が数値化できていると、活動に関わる根拠にもなる。
・表現の仕方・見せ方・言い回しなどの工夫が必要である。
*各事業に関する意見
・ボランティアを通じて学生がどんな学びができるか、そのプラス部分が必要である
・専門領域企画型ボランティアについて、教員の協力は不可欠である。
・災害ボランティア分野については、地域や行政など、たくさんの団体を巻き込んだ活動にしていく必要がある。日頃からゆるくつながっておけるとよいのでは。
・防災に関する事業については大学全体として取り組んでいく必要があるだろう。
*学生の学びに関わる意見
・VSC学生スタッフの活動は、社会人としての基本的スキルが学べていると感じている。大人に囲まれて活動することは成長につながる。
<評価シート>
2022(R4)年度VSC事業評価シート
活動実績【2020(令和2)年度】
★新型コロナウイルス感染症の影響で,相談業務は一時休止をいたしました。また、外部からの依頼は大幅に減少しました。年度後半は感染症対策を施しながら、参加できる活動に取り組みました。また、「コロナ禍でもできる」活動も考えて実践しました。
1.学生向け情報提供・活動に向けたコーディネート
- ボランティア活動参加者 延べ 471人
- YOU TUBEチャンネルに登録,必要に応じて情報提供動画を作成,健大生限定で公開「VSC利用方法について」「健大生ボランティア活動紹介2019春夏編」「健大生ボランティア活動紹介2019秋冬編」「災害復興スタディスター2015」
- ボランティア活動に参加する予定の学生に向けた「ボランティア活動に参加する上での厳守事項(新型コロナウィルス感染症対策)」の配布
- ポータルサイトによる登録台帳等の掲示・提出方法の案内
- メールマガジン発行 年間で45回配信
- 健大VSCボランティア通信 3回発行
- ボボランティア活動保険(全国社会福祉協議会)加入代行(とりまとめ) 322人利用
2.外部向け情報提供・周知
- ホームページ・ブログを利用した新型コロナウイルス感染症に伴う活動中止・再開などの情報発信
- 活動再開に伴う通知類の発出(活動を受け入れていただく団体にあてた感染症対策のお願い)
3.学生プロジェクトの実績
*詳細は健大ブログをご覧ください
- 学生スタッフ活動
*ボランティア活動を取り入れている部活・サークル・VSC所属団体の活動を紹介しながら参加メンバーを募る「オンラインボラカフェ」を主催
*「秋のウォークラリー大会 in ぐんま」運営,「学童クラブの子どもたちとオンラインで遊ぼう」の企画ボランティア実践
*高崎商科大学主催「地域創造フォーラム2021」にて活動報告
*「学スタ新聞」発行・掲示 - 災害復興支援ボランティア
災害復興支援学生団体「わたりば」の企画・実践活動
※「わたりば」は,東日本大震災の翌年から,被災した宮城県亘理町とその周辺地域の被災者や団体を支援する活動に取り組んでいる。
宮城県亘理町の児童センターに来ている子どもたちにあてた,メッセージと遊び道具の送付
宮城県亘理町にあるNPO団体とのオンライン交流の実施及びローカルラジオへの電話出演
災害協力シュミレーションゲームの実施
安中市ボランティアセンター主催「災害ボランティア養成講座」への参加・活動発表


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他大学主催の防災オンライン講座への参加・「大学間連携災害ボランティアネットワーク」主催によるオンラインシンポジウムに参加
- 赤い羽根共同募金・募金箱設置による学内募金活動
10/12~11/20 募金額 8,760円 - 令和2年7月豪雨災害緊急支援金募金活動の実施
災害復興支援ボランティアリーダーグループ「わたりば」が中心となり、協力者を募り、高崎駅前で活動実施(3日間)
募金額 186,575円
寄付先:(社福)中央共同募金会「令和2年7月豪雨災害に伴うボランティア・NPOサポート募金」 - ベルマーク運動の支援
回収結果 1,515枚・インクカートリッジ152個 合計4,332点
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が災害復興支援を目的に実施しているベルマーク運動に協力、学生グループ「べるふぁみ」が,前期・後期の授業に合わせて回収箱の設置・回収を実施 - 専門性を生かした活動の創出
県立小児医療センター協力による活動(クリスマスカード作製送付)
外国籍の子どもたちのヘルスケアを考える会における健康診断および栄養講座のボランティア学生サポート
高崎市内梨農園協力による援農ボランティア活動実施

- コロナ禍でもできる活動~オンライン音楽交流会
高齢者施設と学生(自宅)をオンラインでつなぎ、事前に撮影していた演奏映像を使いながら交流 - 地域の居場所(サロン活動)での交流ボランティア
協力:高崎市内の地域の居場所活動(3か所)
活動内容:学生ならではのレク活動や楽器演奏活動などを通じ,交流

4.その他
- 外部アドバイザー会議開催(1回)
- 高崎市内大学 学生の地域貢献担当者情報交換会の開催(5回)
高崎商科大学、高崎経済大学、新島短期大学と本学の4校が参加 - 学生に対する食料支援活動を3回実施(学生課と共催)
5.活動実績 2020年度(令和2年度)
外部団体が主体となっている事業に学生が参加した活動のまとめです
◎活動実績