VSC外部アドバイザー会議による事業評価について
VSCでは、外部アドバイザーを任命し、1年に1回、事業評価と事業に関するアドバイスをいただいています。その評価内容について報告します。
<令和5年度事業評価・意見聴取>
開催日:令和6年3月1日(金)
会場:高崎健康福祉大学9号館VSC前学生ホール
会議概要:事務局より、事業計画にある事業項目の実施状況を説明し、意見を聴取した
<意見内容>
*学生にボランティアをしたいと思ってもらえるような工夫について
・学生が発信することが一番学生に響くと思われる
(口コミ、学生スタッフからの声かけなど)
・活動の意味付けを与えられるような事前事後研修は大事
・身近な教員からの声かけは有効である
・依頼者側がボランティアによる学び(活動のメリット)とは何かを考え、依頼する時に提供できる学びについて示す
◎意見をふまえ、ボランティアの依頼フォームに依頼者側が考える学びについての項目を追加しています
*情報発信について
・情報発信のツール(メルマガ・SNS 等)の中に依頼者側のコメント(思い)を入れたら良いのではないか
*どうやって学生の学びにつなげるか
・学生に PR する時に学べることをもっと発信すべきである
◆ボランティアに参加することで、コミュニケーション能力や対応力を身につけることができる
◆ボランティアで出会った人たちから話を聴くことでの学びがあり、将来につながる
◆学生自身の学習に役立つ活動がある
*事業評価に関する意見
・評価が低い項目に関しては、VSCだけの問題ではなく全学で考えることが大事である
特に防災に関しては、大学全体の問題として取り組んでいく必要がある。
<評価シート>
2023(R5)年度VSC事業評価シート
活動実績【令和6(2024)年度】
新型コロナウイルス感染症流行前の水準までは届きませんが、たくさんの依頼をいただくようになり、活動先も多岐にわたるようになってきました。
1.学生向け情報提供・活動に向けたコーディネート
- ボランティア活動参加者 延べ 1,315人
- ボランティア情報検索サイトリニューアル(医療情報学科 坂本ゼミ協力)
- VSC利用方法など動画を製作(ガイダンスで利用)
- VSC臨時窓口開設 各学部棟4か所、9日間実施
- メールマガジン発行 年間で53回配信
- 健大VSCボランティア通信 2号発行
- 掲示板・パンフレットスタンドを活用した情報提供
- ボランティア活動保険(全国社会福祉協議会)加入代行(とりまとめ) 538名利用
- 伊勢崎市教育委員会「スマイルサポーター事業」、埼玉県教育委員会「スチューデントサポーター事業」のコーディネート

2.外部向け情報提供・周知
- 大学で実施している夏のオープンキャンパスに協力
- ホームページ・ブログでの情報発信(VSCトップページよりブログに遷移)

9号館学生ホールにボランティア活動写真・ポスターなどを展示、VSC学生スタッフによる説明
3.学生プロジェクトの実績
*詳細は健大ブログをご覧ください
- 学生スタッフ活動
*学内サークル・団体の活動を紹介しながら参加メンバーを募る「ボラカフェ」を主催
*観音山ファミリーパークを活用した子どもとの交流イベント「わくわく大作戦」を主催
*冬休みにクリスマスをテーマとしたイベントの企画・実施
*高崎市NPO・ボランティアフェスティバルへの出展・高崎市内4大学合同企画参加
*学生スタッフ研修への参加
*籐龍祭(大学祭)における出展 など


- 災害復興支援ボランティア
*学生グループ「わたりば」の企画・実践活動
能登半島地震災害 支援金募金活動の企画実施(高崎駅・学内募金)
藤龍祭出展・・・展示・能登半島地震災害復興支援(現地)ボランティア活動報告・能登半島地震
災害支援の一環として、能登地域の商品を販売・募金箱設置
- 赤い羽根共同募金・学内募金活動実施
PayPay払いによる募金の導入(新規)
12/2~12/6の昼休み時間帯、各学部(5か所)および学内コンビニエンスストアの前で呼びかけ
募金活動サポーター説明会を前の週に開催、VSC学生スタッフが説明を担当
募金額 35,007円
- 企業との連携(ベルマーク運動)
回収結果 ベルマーク2,534枚/インクカートリッジ41個 合計7,112.5点
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が災害復興支援を目的に実施しているベルマーク運動に協力、
学生グループ「べるふぁみ」が、前期・後期の授業に合わせて回収箱の設置・回収を実施
・「高崎市NPO・ボランティアフェスティバル」会場でも回収を実施


- 専門性を活かした活動の創出
*群馬県立小児医療センターの協力による活動
コロナ禍でもできる活動「暑中見舞い絵はがきを贈ろう」「クリスマス手作りプレゼントを贈ろう」を実施
*子どもたちのヘルスケアを考える多文化共生の会・ブラジル人学校の子どもを対象とした
健康診断および健康レクリエーション大会の開催(3学科教員主導事業)の学生参加支援(大泉町にて)*援農ボランティア
高崎市内の梨園にて、時期に応じた作業のお手伝い(年4回)
伝統野菜「国分にんじん」収穫ボランティア
白小豆収穫体験を通じた農家支援ボランティア*地域の居場所(サロン活動)での企画持ち込み型ボランティア
*メイクアップボランティア
- 気軽にできる活動の創出と実践
*あなたの愛で誰かのeyeを救おうECOプロジェクト(学内リサイクル資源回収活動)
28.6キロ回収
「高崎市NPO・ボランティアフェスティバル」会場でも回収を実施
*登録制園芸ボランティアと学内「天空ガーデン」整備活動
年に4回程度、8号館3階屋上にあるガーデンの整備を実施
*おにぎりアクションプロジェクト参加
4.その他
- 能登半島地震災害復興支援ボランティア活動(2回、それぞれ3泊4日)
- 朝日新聞厚生文化事業団より助成金(「災害時の支援活動の協力に関する協定書」による)
- 日本財団ボランティアセンター共催事業の実施(能登半島地震災害復興支援ボランティア活動)
- 高崎市内大学地域貢献担当者情報交換会の開催
現在、高崎商科大学、高崎経済大学、新島学園短期大学・本校の4校で職員同士の顔の見える関係を構築している。
また、高崎市が主催する「高崎市NPO・ボランティアフェスティバル」にて4大学合同ブースを設置、学生同士の交流も進めている。
5.活動実績 令和6(2024)年度
外部団体より依頼を受けて、学生が参加した活動の団体名とその内容の一覧です。
◎活動実績