竹内伸行

教員紹介HP用

●これまで総合病院に勤務し、急性期、回復期、維持期それぞれの理学療法や、訪問リハビリテーション、介護老人保健施設など幅広い理学療法業務に携わってきました。

●同時に、これらの業務を行いながら筋緊張に対する物理療法を用いた介入研究や、筋緊張評価指標の開発などの研究を行ってきました。

●2010年4月より本学に勤務していますが、臨床業務も継続しています。



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現在の主な研究テーマ
(1)物理的刺激に対する生体反応の分析とそれを用いた治療法の検討
(2)筋緊張や痛みのメカニズムの分析、近赤外分光法を用いた組織血流動態の分析
(3)既存評価指標の再考と新たな評価指標の開発
(4)医療安全とリハビリテーション領域におけるリスクマネジメント
(5)災害時のリハビリテーションの検討

(1)(2)→理学療法士にとって、物理療法のメカニズムを理解したうえで使いこなすことは非常に重要です。もともと電気技術者として働いていた経験を活かしながら、理学療法における物理的刺激の可能性を追求しています。
(2)(3)→これまでの評価法の中には、信頼性や妥当性が曖昧なまま使用されているものが少なくありません。私たちの研究グループでは、既存評価指標を再検証し、その信頼性や妥当性を検討しています。またその成果を基にして新たな評価法の開発を行ってきました。
(4)(5)→電気技術者時代に学んだリスクマネジメントの経験を活かして、リハビリテーション領域における事故要因分析やリスクマネジメント手法、他部門との連携による安全管理体制などについて検討を行っています。また大規模災害におけるリハビリテーションについて勉強しています。

共同研究
現在、上記研究テーマについて以下の研究室、医療機関と共同研究を行っています。
●群馬大学大学院 保健学研究科 理学療法学専攻 臼田研究室
●本庄総合病院 リハビリテーション科


学生さん・本学を希望する受験生の皆さんへ
理学療法士にとって、運動療法、物理療法、徒手療法はどれも非常に重要な治療手段です。それぞれを適切に用いる(単独あるいは併用)ことで、より効果的な理学療法アプローチが可能となります。また、他の医療福祉系職種の方々と十分な連携を図ることで、より質の高いリハビリテーションが提供可能になります。このような視点を重視し、他の領域の先生方とも協力しながら、教育、研究を進めていきます。
理学療法士になるための道のりは決して楽なものではありませんが、理学療法の対象となる方々から信頼される理学療法士になれるよう、一緒に勉強していきましょう。

担当科目
・物理療法学(2年前期)
・物理療法学実習(2年後期)
・症例基盤型演習(3年後期)
・リハビリテーション統計学(3年前期)
・リスクマネジメント(3年後期)
・理学療法セミナー1・2・3・4(各年次)
・卒業研究(3年後期~4年前期)
・各年次の臨床実習
・その他

学位・資格
博士(保健学)
理学療法士 <専門理学療法士(物理療法)>
医療安全管理者
災害医療救護通信エキスパート(DCOME)
呼吸ケア指導士(日本呼吸ケア・リハビリテーション学会)
その他

略歴
電気技術者として働いた後、秋田大学医療技術短期大学部理学療法学科を卒業、理学療法士免許取得。総合病院に勤務しながら群馬大学大学院医学系研究科保健学専攻 博士前期および後期課程を修了。
-職歴-
~1998年 電気技術者
2002~2010年 総合病院リハビリテーション科 理学療法士
           (2005年~ 同院リハビリテーション科 主任)
2009~2010年 前橋工科大学 工学部 システム生体工学科 非常勤講師
<現在>
2010年4月~ 高崎健康福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 専任講師
2014年4月~ 高崎健康福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 准教授
2017年4月~ 高崎健康福祉大学 保健医療学部 理学療法学科 教授
2010年4月~ 総合病院 リハビリテーション科 非常勤理学療法士

 

最近5年間の主な業績

【論文】
・Nobuyuki Takeuchi, Nobuhiro Takezako, Yuko Shimonishi, Shigeru Usuda: Effects of high-intensity pulse irradiation with linear polarized near-infrared rays and stretching on muscle tone in patients with cerebrovascular disease: a randomized controlled trial. J Phys Ther Sci 29, 1449-1453, 2017
・千木良佑介,高井智子,馬場美早紀,竹内伸行,土橋邦生:虚弱高齢者に対する電気刺激を併用した筋力トレーニングが呼吸機能、運動機能、血管内皮機能に及ぼす影響.明治安田厚生事業団 第32回若手研究者のための健康科学研究助成成果報告書.86-89,2017
・根岸智美, 小関淳,藤生大我,宮下沙織,秋山幸美,荻野千明,田島理恵,山口真実,小野容子,村上絵里子,竹内伸行:乳癌術後リハビリテーションにおける肩関節可動域運動の開始時期の検討.理学療法学43(1),2016
・Nobuyuki Takeuchi, Nobuhiro Takezako, Yuko Shimonishi, Shigeru Usuda: Effect of high-intensity pulse irradiation with linear polarized near-infrared rays on muscle tone in patients with cerebrovascular disease: a randomized controlled trial. J Phys Ther Sci 27(12), 3817-3823, 2015
・竹内伸行,三澤由子,三浦麻里恵.理学療法および作業療法部門で生じたインシデント事例の分析 ―経験年数,内容,影響度に着目した検討―.医療の質・安全学会雑誌10(2),152-159,2015
・竹内伸行:震災支援からの私の学び 円滑な支援のために必要なもの.PTジャーナル49(3),239-242,2015
・Nobuyuki Takeuchi, Takeya Kuwabara, Shigeru Usuda: Association between the tones of the ankle plantar flexors and duration of illness in patients with cerebrovascular disease. J Phys Ther Sci 24(12), 1289-1294, 2012
・竹内伸行:筋緊張の改善を目的とした寒冷療法と温熱療法の実践方法と臨床効果.理学療法29(9),1019-1026,2012

【学会発表】

・竹内伸行,大澤一輝,松本昌尚.筋伸張度の違いが筋組織循環動態に与える影響-近赤外分光法による検討-.第57回日本生体医工学会大会(札幌).2018
・竹内伸行.当院理学療法部門における転倒・転落事例の後方視的分析.第20回日本医療マネジメント学会学術総会(札幌).2018
・竹内伸行,藤生大我,松本昌尚,大澤一輝.近赤外分光法により測定した筋組織循環動態と筋緊張の関連性.第36回関東甲信越ブロック理学療法士学会(長野).2017
・藤生大我,竹内伸行,松本昌尚,大澤一輝.脳血管障害片麻痺患者の足関節底屈筋を対象とした筋緊張と筋組織循環動態の関連性の検討.第36回関東甲信越ブロック理学療法士学会(長野).2017
・Nubuyuki Takeuchi, Taiga Fuju, Masanao Matsumoto. Analysis of incidents involving physical therapists in Japan: Study focusing on years of work experience, type of incident, and incident severity. International Forum on Quality and Safety in Healthcare 2017(Kuala Lumpur). Aug, 2017
・竹内伸行,藤生大我,松本昌尚,大澤一輝.当院理学療法部門における転倒・転落事例の検討.第52回日本理学療法学術大会(千葉).2017
・Nubuyuki Takeuchi, Taiga Fuju, Masanao Matsumoto. Association between physical therapists’ years of work experience and incidence and incident level of patient falls in Japan. International Society for Quality in Health Care 33rd International Conference(Tokyo). Oct, 2016
・Nubuyuki Takeuchi, Taiga Fuju, Masanao Matsumoto. Analysis of incidents involving physical therapists in Japan: Study focusing on years of work experience, type of incident, and incident severity. International Forum on Quality and Safety in Healthcare 2016(Singapore). Sep, 2016
・Nobuyuki Takeuchi, Nobuhiro Takezako, Yuko Shimonishi, Shigeru Usuda. Effect of high intensity pulse irradiation with linear polarized near-infrared rays on muscle hemodynamics: A randmized controlled trial. 20th International Meeting of Physical Therapy Science in Vietnam(Vietnam). Aug, 2016
・竹内伸行,竹迫信博,柿沼優子,臼田滋.高強度パルス照射型直線偏光近赤外線が局所循環動態に与える影響.第51回日本理学療法学術大会(札幌).2016
・竹内伸行.当院リハビリテーション科における転倒・転落事例の検討.第18回日本医療マネジメント学会(福岡).2016
・矢内啓介,竹内伸行.筋伸張性に対するスタティックストレッチングと超音波療法の単独及び併用効果. 第23回群馬県理学療法士学会(太田市).2015.10.
・竹内伸行,竹迫信博,柿沼優子,臼田滋.高強度パルス照射型直線偏光近赤外線照射とストレッチングの併用および単独施行が筋緊張に与える影響.第50回日本理学療法学術大会(東京).2015
・竹内伸行,竹迫信博,柿沼優子,臼田滋.直線偏光近赤外線の高強度パルス照射が筋緊張に与える効果-脳血管障害患者による検討-.第54回日本生体医工学会(名古屋).2015
・竹内伸行,山本由子,三浦麻里恵.当院理学療法部門におけるアクシデント事例の検討-発生時間と影響度に着目して-.第33回関東甲信越ブロック理学療法士学会(千葉).2014
・竹内伸行,山本由子,三浦麻里恵.当院理学・作業療法部門におけるアクシデントの分析-内容,影響度,経験年数の検討-.第16回日本医療マネジメント学会(岡山).2014
・竹内伸行,山本由子,三浦麻里恵.当院におけるアクシデント事例の分析−内容,影響度,経験年数に着目して−.第49回日本理学療法学術大会(横浜).2014
・Nobuyuki Takeuchi, Nobuhiro Takezako, Yuko Kakinuma, Shigeru Usuda. Effect of high-intensity pulse irradiation with linear polarized near-infrared rays on muscle tone. 13th International meeting of physical therapy science (Dalian China). 2014
・竹内伸行,竹迫信博,柿沼優子,臼田滋.直線偏光近赤外線の高強度パルス照射が筋緊張に与える効果.第48回日本理学療法学術大会(名古屋).2013
・石井麻里恵,三澤由子,竹内伸行.当院におけるアクシデントと患者のADL自立度の関係.第21回埼玉県理学療法学会(さいたま).2012
・竹内伸行,桑原岳哉,臼田滋.Modified Ashworth Scale は痙縮を評価しているか.第31回関東甲信越ブロック理学療法士学会(さいたま).2012
・三澤由子,石井麻里恵,竹内伸行.当院における仕事量とアクシデント発生の関連性について.第31回関東甲信越ブロック理学療法士学会(さいたま).2012

受賞歴
●第29回関東甲信越ブロック理学療法士学会(つくば、2010) 学会長賞受賞「脳血管障害患者における足関節底屈筋の筋緊張と筋伸張度の関連性」、竹内伸行,桑原岳哉,臼田滋
●第28回関東甲信越ブロック理学療法士学会(前橋、2009) 奨励賞受賞、「膝関節角度の違いで腓腹筋とヒラメ筋の筋緊張は鑑別可能か」、竹内伸行,桑原岳哉,臼田滋

社会活動
・群馬県理学療法士協会 学術局 学術誌部 部員 2012年~現在
・群馬県理学療法士協会 学術局 学術誌部 部長
(「理学療法群馬」編集委員会委員長) 2010年~2012年

所属学会等
日本理学療法士協会
日本生体医工学会
日本疼痛学会
日本慢性疼痛学会
日本物理療法学会
理学療法科学学会
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
日本集団災害医学会
日本医療マネジメント学会
医療の質・安全学会

競争的資金の獲得状況

●2015~2018年度 文部科学省学術研究助成基金助成金 基盤研究C「筋緊張と循環動態の関連性および直線偏光近赤外線が循環動態と筋力に与える影響の検討」<研究代表者>
●2012~2014年度 文部科学省学術研究助成基金助成金 若手研究B「筋に対する直線偏光近赤外線の高強度パルス照射とストレッチングの単独および複合効果」<研究代表者>
●2010~2011年度 文部科学省科学研究費補助金 研究活動スタート支援「脳血管障害患者における経時的な筋緊張の質的・量的変化の検討」<研究代表者>

連絡先
ntakeuchi#takasaki-u.ac.jp  ←“#”を“@”に変えてください

 

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