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昨年度卒業生(第一期)は
16名が診療情報管理士の資格を取得しました。
平成21年度より、「医療情報学科」へ名称を変更しました。
医療情報学科では健康医療分野の情報化を担う情報スペシャリストを養成します。
医療情報学科では、今後ますます重要性が高まる健康医療分野の情報化を担う人材として情報通信技術を持った「診療情報管理士」、「医療事務管理士」と健康医療の専門知識を持った「基本情報技術者」「Webクリエイター」を養成します。その他、情報の高校教員、司書・司書教諭の資格取得も可能です。
「診療情報管理士」は、診療(カルテ)に関するデータを収集・分析・管理する、病院にとって非常に重要な職種です。今後病院のカルテ電子化に伴い情報通信のスキルが必要とされるので、情報通信技術を持った診療情報管理士は病院が喉から手が出るほど欲しい人材です。就職先は医療機関だけでなく、生命保険会社、金融機関、健康医療関連企業など多彩です。
「基本情報技術者」は情報の国家資格で、この資格を持つと情報のエキスパートとして認められます。今後医療の効率化と病気の予防を目指し情報化が進む中、健康医療の専門知識を身に付けた基本情報技術者は正に21世紀の社会が求める人材です。就職先は健康医療関連企業、情報関連企業を中心に多くの求人があります。
その他、図書館の情報化も進んでいるため情報通信技術を持った司書にも大きな期待がかかります。
急速な少子高齢化を踏まえ国の医療政策は、(a)予防医療の重視、(b)高齢者の負担増、(c)規制緩和を掲げています。この中で、特に予防医療の支援に情報通信技術(ICT)の効果的活用が求められており、医療の質向上と安全性確保へのICT活用の期待は非常に大きいのです。一方、医療の規制緩和と予防医療につながる健康分野により国民医療費対象分野の外側に新たな分野(自由市場)が形成され、ここでもICTは今後重要な役割を果たすと考えられます。
このような動向のなか、教育の目標を健康医療分野へのICTの活用に焦点を絞り、医療情報学科と名称変更しました。入学後2年次からはコース分けをして「医療コース」ではカルテの電子化に適応できる情報通信技術をもった「診療情報管理士」「医療事務管理士」を育成し、「情報コース」ではこれからますます重要性が高くなる健康医療の専門知識を持った「基本情報技術者」を育成します。さらに、情報の高校教員、司書・司書教諭の資格も取得できます。
文系で数学と理科はやっていませんが大丈夫ですか。
入学後に、必要とされる数学や理科に関する基礎知識を復習するための講義が設けられています(数学なら高校の数学I程度の内容から、物理なら物理IA程度の内容から復習していきます)。それらの講義に真剣に取り組んでいけば、その後の専門科目に対応していくことに関して、全く心配する必要はありません。
各種の情報処理関係資格の受験支援体制について教えて下さい。
1年次から必修で情報技術に関する科目があり、1年時には主にJ検の3級と2級を受験します。検定対策のための補講や個々の受験サポートを積極的に実施していますので、例年、入学後2ヶ月で95%以上の学生がJ検3級を取得し、その後2級の受験へと進んでいきます。
2年次からはより高度な情報技術について学び、ITパスポートや基本情報技術者の国家資格にもチャレンジしていきます。そのための対策講義も継続的に実施し、毎年コンスタントに合格者を出しています。
それ以外にも、より実務的なスキルを身につけるため、本学を受験会場としてExcel表計算検定とWebクリエイター検定を実施しており、毎年延べ100名以上の学生が受験しています。これに関しても、受験対策講義と合わせ、常時学生の受験サポートを行っていますので、毎年多くの最上級合格者を出しています。
今後はC言語プログラミング検定やFLASHクリエイター検定などの実施も予定しており、専門の情報学科にも決して引けをとらない体制を整えております。
基本情報技術者資格は持っていますが、さらに上の資格を狙えますか。
もちろんです。基本情報技術者に合格した学生は、さらに上のソフトウェア開発技術者や情報セキュリティアドミニストレータなどを目指しています。
また、情報系の資格と共に、診療情報管理士をはじめとする医療関係の高度な資格を取得することで、医療分野のIT化を推進する能力を身につけることができます。
各種の医療関係資格の受験支援体制について教えて下さい。
医療事務管理士、診療報酬請求事務能力に関しては、カリキュラムの中に対策講座が組み込まれおり、それらを受講した上で、外部の認定試験を受けることで2年次までに、「医療事務管理士」、「診療報酬請求事務能力」の資格を取得できるようになっています。また、「医療事務管理士」では本学を会場として団体受験も行っています。
臨床検査技師はとれますか。
本学科は臨床検査技師の養成課程ではありません。
病院で言えば、診療を情報面から管理・サポートする人材を育成しています。
目指しているのは、医療事務とは違うのですか。
単なる事務職員ではなく、ある程度の医療知識とITに関する技術を兼ね備えて、電子カルテの導入・管理・運用など、医療機関の情報システムに主体的に関わっていくことができる人材を育成し、卒業生に医療分野のIT化の推進役を担ってもらうことを目標にしています。
診療情報管理士・医療情報技師について教えて下さい(他の医療系資格との違い、どういう資格でどういった仕事をするのか、病院事務等への就職における有利性など)。
医療事務をはじめとする医療系の資格の多くは医療情報を受動的に扱うための事務資格ですが、診療情報管理士や医療情報技師は、自らが責任を持って主体的に医療情報を取り扱う専門のスタッフになるための資格です。その仕事内容は電子カルテや病院の情報ネットワークシステムを適切に導入・管理・運用すること、医療情報の提供・説明等に関して対外的な責任も果たすことが求められるなど、今後ますます重要度が高まっていく業務を担っています。
現在、医療機関では、立ち遅れている医療のIT化の実現を早急に迫られています。そうした中、医療のIT化を担う即戦力として、診療情報管理士や医療情報技師の資格を持つ者を確保していくことが医療機関の課題になってきており、これからの就職において、これらの資格は大変有力な武器になります。
将来病院の事務に就職する場合、大学と専門学校のどちらが就職しやすいですか。
本学科と専門学校では、想定している職種が同じではありません。したがって、医療事務の資格のみの取得を重視するならば、そのための専門学校に通った方が効率的かと思われます。
ただし、本学科においては、医療事務だけでなく、診療情報管理士や医療情報技師など、より専門的な資格もあわせて取得しておいた場合、就職後の職種に関して大きな広がりが期待できます。
将来の希望を医療事務に固定せず、広く医療・健康・情報の分野に目を向け、医療の専門職から一般企業まで、幅広く考えたい場合は、本学科をお勧めします。
福祉関連に興味があるのですが、福祉施設にも就職できますか。
医療分野と同様に福祉分野においてもICT化の立ち遅れは深刻な問題です。そこで、本学科の卒業生には、医療機関のみならず福祉施設でも、ICTに関する知識を活用して職場のICT化を促進し、施設入居者の健康管理や業務の効率化に寄与する等の仕事が期待されます。
情報の教員になれますか。
所定の科目と教育実習の単位を履修することができれば、高等学校「情報」の一種教員免許を取得することができます。
取得後に実際に教員になれるかは、その時々の採用状況によりますが、「情報」に関しては、最近始まったばかりの新しい教科であり、担当できる人材が不足しがちな分、多めの採用が期待されます。
就職先で、最も多いと想定している業種と職種は何ですか。
医療系では、診療情報管理士や医療事務管理士などの医療専門スタッフ、医療・健康機器の開発・営業スタッフ、医療機関のIT化を担う専門スタッフ等です。
情報系では、ソフトウェア開発業や情報通信関連企業のプログラマ、SE、ネットワークエンジニア、Webデザイナー、セールスエンジニア等以外に、一般企業の情報システムスタッフや一般事務等です。
病院への就職の見込みはどうですか。
現在、地域の医療機関等と連携を深めて、安定的な採用枠の確保に努めています。
また、学生の出身地や東京など大都市の医療機関との関係づくりも急務と考えています。







